2011-01-04
昨年末、有難いことにたくさんの方々がごはんを食べにいらしてくださいました。台所に立っていると、実際お出しした後食べてくださる方々にどう映って、どう食べていただけてるのか、なかなかわからないことあります。そんな訳で年明けした今ですが(^^ゞ、今回はカメラマンyOUさんが撮ってくれた写真も含め、昨年の聖夜献立を一気にアップ、自己反芻してみようと思いまーす。聖夜といっても、お客様のお好みでお肉料理も入っています、デス。みんなでわいわいお食事できる機会、和洋なんでも楽しんじゃいまーす。(クリスマスカラーの牛肉まきやいくらの山葵醤油オリーブオイル漬け など(C)yOU)
(金目鯛)
(本まぐろの辛子竜田揚げ (C)yOU)
(里芋の煮物 (C)yOU)
(活車海老のあぶり (C)yOU)
(おだまき蒸し、中にうどんが入ってまーす (C)yOU)
(金目鯛のみぞれ鍋、実家では鱈のみぞれ鍋だったなぁ (C)yOU)
(クリスマスクラッカー毎年のお楽しみ (C)yOU)
(冬の定番、チーズフォンデュ、ほくほく~)(あさりのワイン蒸しトマトも入れて)
(牛肉とスプラウトのバルサミコ風味 ルコラのスプラウトを使ったレシピをいきいき1月号に掲載させていただきました)
(たこ・じゃがいも・ブロッコリーのマリネ)
(深夜のサーモンとほうれん草のクリームスパゲッティーニ、あぁ、盛付が乱れている…猛省)
(さらなる深夜のまぐろガーリックステーキ、あぁ手元が乱れてます…猛省を込めて…)
おまけ。
新宿ピンクビッグピッグ「新宿ムーランルージュ~ファイナル~feat.ミッツ・マングローブ」魅せるプロたちに感激、見習うべきところ満載なショウでした。感謝。
2011-01-04
昨年末は、例年よりややばたついた師走・年の瀬でした。フヒ。
そんな訳で築地納めに行ったのは12月30日、朝方の二十四日月にきゅんとしながら出動。こんな早朝に行くことは少ないので「早起きは三文の得」ってこういうことか、とぶつぶつ。(久しぶりに歩けないほど混雑していた築地市場場内(驚))
「最終日まで出社ですか!?」などと仲卸さんに言われながら、混雑最強の築地場内でたったか食材購入。やっちゃばを回り、そして寿司処やまざきで寿司の食べ納め。最後に愛養でホットミルクコーヒーを頂き撤収。今年も大変お世話になり、ありがとうございました。帰宅後おせちを再開し、ひとまず完了。
(仲卸さんに「これ(12/30)から」コハダか、おせぇな!」と喝を入れられました。すみません。コハダの背中って、なんとも粋な風情。ダイスキ。小肌背紋みたいな反物ほしいなぁ)
(活車海老。命を頂戴いたします…)
(移動にたえられそうなものを選んで重詰しました)
大晦日。おせちを持って新幹線へ。さすが大晦日混んでます~。帰省の前に、初雪舞う中、西のコリアンタウン「鶴橋市場(大阪市)」へ。韓国食材にとどまらず、魚介や肉類、野菜もたくさん。皆さん年末年始の買出しで大混雑。活気に元気をもらった朝でした。 こちらは別途レポートしますね。
(香りがもれないビニール袋に入れてもらいたっぷり購入!)
市場を後にして、大阪・梅田へ戻りチョコ電車で西へ。実は阪急のチョコレート色だけの電車が大好きです。マットな色合いと社内の昭和感が大好きで。帰省の時だけ、にわか撮鉄になるのも楽しみのひとつです。ちなみに私が乗るのは三宮方面に向かう神戸線ですが、二人がけシートでさらにキュートな京都線はもっと好き。
すきやきを食べ過ぎた大晦日の晩でしが、年越しそばは別腹完食、翌朝は丸餅雑煮と、関西風の味をいただき、のんびりとさせてもらった年末年始でした。感謝。
(小雪舞う大晦日とはうって変わって、青空の気持ちのいい2671年元日。近所を散歩しながら深呼吸。山と海に感謝)
そしてようやく…
あけましておめでとうございます。
新たな年の始まり。新年という勢いも借りて、長年棚上げしてきたことに今年こそ着手しよう、そして楽しもう、そんな気持ちでいます。
皆さま、日頃たくさんお世話になり本当にありがとうございます。感謝のほど申し上げます。ますますのご多幸とご健康をお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
そうそう、かつて、そして今もお世話になってる大先輩が年賀状で神武暦を記しておりました。西暦より660年長い、今年は2671年。そんな歴史の長い日本のいにしえにさらに一歩近づいていきたいと思います。
2011-01-06
明日1月7日は五節句の一番最初、人日の節句ですね。
年末年始のご馳走疲れをしたからだをいたわりビタミン補給もできるちょうどいい七草粥。その歴史は平安時代にまで遡ると言われ、「延喜式(当時の律令制度を示したもの)」にも記録が残されています。当時は穀類を用いたもののようですが。
七草…せり・なずな・ごぎょう・はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ
「唐土の鳥が、日本の土地へ、渡らぬさきに、七草なづな…」と囃しながら、まな板で七草を叩きます。
「toudo no tori ga, nihon no tochihe, wataranusakini, nanakusanaduna...」Let's sing! Cantiamo !
最近では七草をセットにしてくれているものも店頭に並んでいて助かりますね。明日7日の朝、ちょっと早起きして、お囃ししながらの朝粥はいかがですか?
(作り方)
・お米といでザルにあげる
・鍋に米と水(米の6~7倍)を入れ、30分ほどじっくり炊く
・粥をたいてる間に、お囃ししながら七草をまな板でたたく
・最後に、塩ひとつまみと七草を入れたら出来上がり
こういう料理の時は、塩の美味しさを実感します。我が家のつけ塩の筆頭選手、粟國の塩(天日塩)でいただきます。
お好みで餅入りでも♪
2011-01-08
冷蔵庫に、年越しをした野菜など、残っていませんか?
金時芋(栗きんとんの残り)、大根や人参(なますの残り)、パセリなどなど、ちょこまかと残っている野菜の一括完食をしたく、昨日は野菜天ぷらデイ。炭水化物は麺気分だったので、野菜天ぷらうどんに。揚げながら、ちょっと塩をつけてつまみぐいも。
衣は薄着が好き。おろし生姜と、あくぬきした大根おろしをしっかりめに水分を切ってたっぷりのせていただきました。大根酵素バンザイ。
2011-01-12
ブログデザイン、リニューアルしました。
といっても、昨年末にはほぼ完了、お知らせが大変遅くなりました(汗)。
トップの写真を伊勢海老やオリーブオイルなど大好きな食材と各国の市場風景にいたしました。今後も、定期的に新しくしていこうと思います。
また、教室に通ってくださってる生徒さんからお寄せいただきました感想のページを作成しました。日本語・英語、一部ではありますがイタリア語・フランス語もあります。→こちらです
最後にプロフィール写真もようやく。
今後、まだまだ右サイドバーに掲載できていない、各国風景・市場や食材など、どんどんご紹介していきたいと思います。
今年も市場の活気とともに。
今後ともお付き合いただけたら嬉しいです!どうぞ宜しくお願い申し上げます。
2011-01-17
吸い込まれたい路地裏、新宿西口思い出横丁。渋谷のんべい横丁とは違い、オープンエアな入口のお店も多いのね。防寒きめて明るい時間から参戦しよう。わくわく。
2011-01-19
啓翁桜が満開になりました。というかなってしまったというか…。
3割程咲いていた二日前、今日にはほぼ満開です。暖房のつけすぎなのか、と反省もしています。レギンス&ソックス&レッグウォーマー体制でも、寒くって寒くって。
白梅を探してもどこにもなかったんだよね、どこかにないかなぁ…。
2011-01-23
平成23年大相撲初場所、千秋楽ですね。
まわしを新調している力士も目立った今場所。げんを担ぐ相撲の世界、まわしを変えるというのは、何か決意や心意気を感じます。相撲部屋には、さまざまなちゃんこがありますが、「二本足の鶏ちゃんこ」が本来、だそうです(昭和の大横綱のご家族談より)。理由は「手をつかないかな」、なるほど!
先日初場所12日目、ずっとずっとご一緒したかった友人とともに初の初場所観戦。クリコ未亡人(Veuve Clicquot)を連れて、シャンパーニュで乾杯しました。シャンパーニュのともには、もちろんやきとり。今日で初場所もおしまい。3月の大阪場所まで大相撲さようなら。
2011-01-24
大相撲初場所、終わりましたね~。
いつもの千秋楽なら、NHKの夜のスポーツニュースで優勝力士、最近では白鵬の出演が続いていますが、それを見て場所を反芻する、というパターンなのですが、今日は九重部屋大相撲初場所千秋楽打上げパーティに行ってきました。
今場所で引退した千代の花(三段目)の断髪式もあり、はさみを入れられているときの表情がとても印象的でした。もちろん九重親方(元千代の富士)のオーラも全開、親方の娘さんでモデルの秋元梢さんもとってもかわいかった!それに…お相撲さんに囲まれてると、それだけでテンションが上がってしまう、そんな宵でした。九重部屋の皆さまありがとうございました♪
目にも心にも、大相撲漬けの千秋楽。好きだなぁ、相撲。今後ともどうぞよろしく。
大相撲三月場所(大阪場所)は、平成23年3月13日(日)から。
お土産にいただいた九重部屋のちゃんこスープとお花。ちゃんこは、改めてアップしますね~。
2011-01-24
白菜漬けを仕込みました。
白菜の漬物で、白いごはんをくるん。たまらない幸福感にひたります。実家で母と漬けてた頃が懐かしく…。なかなか同じ味にならないのよね、これが。
白菜・塩・昆布・鷹の爪・黄柚子、皆さん美味しくなってねー。 (漬け込み初日の写真)
2011-01-24
旧暦での望(満月)の日に食べるとされている小豆粥。先日十五日の朝にも食べましたが、寒い今、ほっこりあたたまる朝の食事にうってつけです。
和菓子を通して小豆を食べてはおりますが、食卓での小豆登場の頻度はかなり低め。栄養の宝庫ともいわれる小豆、今年からは小正月だけではなく、満月や新月、三日月など好きな月齢の日には小豆粥、と意識してみようと思うのですー。
2011-01-25
先日、築地場内・祝繁さんで購入した柳鰈。「干物にすると美味しいよー」と教えていただき、早速干してみました。
はらわたを出し、真水で洗って、海水濃度ほどの塩水に漬けてのち、寒風へ。美味しくできたら、今度配っちゃおうかな。
おいしくな~れ~。
2011-01-28
明日1/29(土)の深夜、アジアカップ決勝戦ですね。
オーストラリアチームを見ると、今だに2006年ワールドカップオーストラリアとの初戦、後半ぎりぎりでの大逆転劇が頭に浮かびます。いろんなこと忘れっぽくなってきてるのに、こういう哀しい記憶は消えないものなのね。
当時の様子→http://chisou.typepad.jp/blog/2006/09/kaiserslauternw_e082.html
前列のオレンジカンガルー軍団が頭をうなだれていたのに、試合終了間際、肩を上げ、頭をあげ、全身でジャンプ。「からだ大きいんだから、見えないよ!」。
まぁ、そんな過去の記憶もさることながら、この決勝、やはりどうしても勝って欲しい。勝って2013年のコンフェデレーションズカップに出場→ブラジルワールドカップでの強い日本を見たいから。
体調整えて、テレビの前に挑みます。FORZA JAPAN!!!
2011-02-01
タニシのコロッケ、食べたことありますか??
数年前、頓珍館(@静岡県・清水区)さんの「タニシコロッケ」をいただいたのが初タニシ。最初こそ「泥くさくないのかなぁ?」とおそるおそるでしたが、口に入れると、あくのないミネラル感たっぷりのタニシとクリームが口のなかでマリアージュ。静岡・清水へいらっしゃる際は、ぜひお試しを!おすすめです。
頓珍館:静岡県静岡市清水区港町1-6-14/054-353-1619
2011-02-03
明日は立春。
一月は居ぬ 二月は逃げる 三月は去る、という言葉のとおり、一月はなんだったんだろう?というぐらいあっという間にカレンダーは如月に。二月は逃げられないようにふんばるー。
投豆もしたいけど、まずは鰯1kg、ようやく梅煮ができました。3~4時間ガスをつけっぱなしって、反エコ、だよね…(汗)。 自家製梅で煮込んでます。
節分に関する記事を書かせていただきました(2010年記)→http://www.sbfield.co.jp/salon/calender/1002_1.html
2011-02-04
昨日はあちらこちらで豆まきや鬼の話題で盛り上がっていましたが、「節分にはおばけもでる」んですね。
江戸の頃、上方の商家の子女たちが、節分の日に贔屓の歌舞伎役者にふんするなど、仮装をする風習があったそうです。それを島原などの花街が取り入れ、今でも京都の花街では節分の日はおばけフェスタとなるそうで、その風習は東京の花街にも受け継がれているようです。卯年の今年はバニーガールとかもありそうよね。
来年は辰年か。仮装しがいのありそうな干支だわね。
昨夜は、そんな話を聞きながらのお茶の稽古。旧正月の大晦日な気分に拍車もかかり、つい一杯ひっかけてしまいました@東京世田谷区のみ山。
さて、がんばろう。
(えび・アメーラトマト・菜の花のクリームチーズあえ、春の香りがそよそよと♪)
(きすの天ぷら熟成塩そえ)
2011-02-04
大量に作ってしまった鰯の梅煮。鰯粥にして食べてます♪口の裏側絶賛やけど中。
お米を研いで、たっぷりの水を入れ小土鍋でコトコト。粥らしくなってきたところで、塩ほんの少しと、鰯の梅煮と梅を入れて出来上がり。やっぱり土鍋に限りますね~。
2011-02-05
イタリアの北部の冬野菜、radicchio tardivo(ラディッキオタルディーヴォ)。たいていイタリアからの空輸物を使っておりましたが、この度アキタリアという秋田の生産者さんで栽培に成功したそうです。イタリアの農業者を秋田へ招聘し、また種子もイタリアの有機圃場からのものを使っているそうです。早速取り寄せました。
目下、色々な献立に活用中。お手間をかけられ丹精込めて作られるラディッキオタルディーヴォ、そのあたりのお話も含め、追ってアップさせていただきますね~。
2011-02-07
先日お友達のお誕生日パーティに手鞠寿司をさげて行きました。小唄ユニット「ななまみ」さんや津軽三味線奏者の福居典美さんのすばらしい演奏や唄のほか、さまざまなジャンルの方々とのおしゃべりも満喫、また美味しい持ち寄りの数々、心もおなかも福々したパーティでした。ソーラン節も歌ったよ!
様子は主役の如月まみささんのサイトでご覧になれます→http://ameblo.jp/kisaragimami/entry-10787594417.html#main
上方のつかみ寿司が原型といわれる手鞠寿司。種類が多いほうがわくわくしますよね。でも一度にすべての材料を揃えるのは大変…という声もよく耳にします。「無理なく揃えやすい材料で手鞠寿司を作る会」を開催しようかな~と思っています。
お弁当を持って外に出たくなる季節もそこまで。ご興味ある方ぜひこちら(kokookuda.info@gmail.com)までご一報いただけたら嬉しいです。詳細ご連絡いたします。
今回の手鞠寿司は五種類
・金目鯛の昆布〆木の芽ぞえ
・小肌の酢〆
・スモークサーモンのサワークリームディル
・たこの桜飯大葉巻き
・甲いか兎
すし飯には炒った白胡麻も混ぜました。
写真右奥に見えるのは、手提げ三段小鉢。お重とともに飛騨春慶塗。とても使いやすい漆器たちです。(c)yuko kawasaki(http://www.youk-photo.com/)
2011-02-07
二月は逃げる、にならないよう精進中…。
去りゆこうとしている冬にすがるように、鍋料理がつづいています。冬にならすがってもいいよね。
小鍋仕立てのねぎま鍋。「ねぎ」は葱、「ま」はまぐろ。その昔、珍重されなかった脂の多いトロ部分は江戸の庶民の味として甘っからくすきやきのようにして食べられていたとか。今ではおすまし仕立てに生姜のしぼり汁をきかせたねぎま鍋がご馳走献立として愛されています。葱は直火で炙って軽く塩胡椒をしてから入れるとなお良し。
築地で「今日はねぎま鍋~」というと、「(すきやき仕立てかおすまし仕立てか)どっち?」と聞かれます。私はだんとつおすまし仕立て。amo uno zenzero.
そしてこちらはキムチチゲ。鶏もも肉を出刃包丁で叩き、生姜のみじん切と酒と片栗粉少々を合わせて肉団子を作ります。水をはったお鍋に鶏団子を入れ、出汁をとっていきます。鶏肉・豚ばら肉・あさりなど旨みたっぷりのキムチチゲ、こちらにレシピを掲載していまーす(la ricetta) → http://www.sbfield.co.jp/salon/calender/0902_recipe.html#pagetop
今回のキムチチゲは、いつもお世話になってる神奈川・鵠沼海岸の皆々様と。まな板出刃包丁持参、ニアUターンの出張鍋。お世話になりました!
シメにいただいた、石焼もとい、ホットプレート焼ビビンバ。鎌倉・ダルマ商会の手作りナムルを使用だそうです。からだに力がみなぎってきそうなお味に見た目。美味しかった。
2011-02-08
咲きほこってました、八重の水仙。この他、だだっーと広い知人宅の庭にはたわわに実った黄柚子も。たくさん収穫させていただきました~。ジャムにでもしようかな。
ごつい素手のように見えますが、お借りしたグローヴです、念のため~。
2011-02-10
アメリカを舞台とした、食の安全を問うたドキュメンタリー映画。
草を喰むこともなく、生涯を終え、食肉になる牛。
超短期生育によって、自分の足で歩こうとすると支えられず骨折してしまう鶏。
抗生物質漬けにされ、太陽も空も見ることなく育ったものが食卓へと届く状況。
また、アメリカのスーパーに並んでいるあらゆるものトレーサビリティを行うと、広大なとうもろこし畑に行き着く…。かなりの多くの加工食品に、とうもろこしを原料とした添加物が使われているそうです。
頭では理解しているつもりでも、視覚的効果的に表現されることのパワーを感じた映画でした。日本の乳牛環境や制度の矛盾をついた本、『黒い牛乳(経営者新書) 中洞正著』をふと思い出したな。
エンドロールで綴られたことばの数々は、日頃心がけていることとも重なり、ちょっとほっとした。映画を見たあとだからこそ、じっくり入ってくる一文字一文字でした。
からだにも環境にも、そして気持ちもハッピーになる食生活、食べたあとからだがクスクス喜んでる感覚、小さな一歩ながら、そんなきっかけ作りをしていきたいと思っています。
FOOD, INC.
http://www.cinemacafe.net/official/foodinc/
東京都内では、渋谷のイメージフォーラムで公開中。
追伸
本や映画のあれこれを書くのってどうも手づつで今までなんとな~くさけてきましたが、これからは一歩ずつ踏み出していこうかと思います。
2011-02-14
イタリア中部、海に面していないUmbria(ウンブリア)州のTerni(テルニ)の守護神San Valentino(聖ヴァレンティーノ)。
3世紀、当時の法律では許されなかった、兵士とその恋人を秘密で結婚させたことで処刑されたという聖ヴァレンティーノ。処刑日は2月14日。
ウンブリア州が聖ヴァレンティーノの故郷と知ったのは今から8年程前。この州のTodiという街に滞在していた時にそこからほど近いテルニを訪問しましたが、ステイ先のマンマの用事でちらっと訪問だったため、聖ヴァレンティーノを偲ぶ余裕もなく…。次回はじっくり足を踏みしめようと思っています。
ミラノやヴェネツィア、フィレンツェ、ローマなどがあわせ持つ華やかしさはないけれど、それこそスローフードライフが普通に営まれてる、そんなウンブルイア州は、とても味わい深い街のひとつです。
なんだかとりとめなくなっちゃいましたが、Todiってどんなところ?という方はどうぞこちらまで。聖ヴァレンティーノの故郷テルニの街並みも入ってます♪ → http://chisou.typepad.jp/photos/2003novembre/index.html
(夕食用にきのこ拾いを皆さんと。写真はステイ先のnonna。なかなか見分けがつかなくて難しかった~)
2011-02-14
雪見障子から。と言いたいところですが。そのうち!
2011-02-20
柔らかくて、旨あまい、雄と雌で大きさが異なることも特徴のヤリイカ。これからの時期は雌の卵入りも楽しみですが、こちらは雄。
にんにくとオリーブオイルでソテーをし、宮崎県特産・日向夏の独特の爽やさを加えました。ヤリイカの下には無農薬のベビーリーフをしきました。ヤリイカの旨味と日向夏果汁がミックスされた温ドレッシングでいただきます。ヤリイカの熱で適度にしんなりするベビーリーフ、沢山いただけますよー。
レモンよりマイルドな酸味と、グレープフルーツよりやさしい旨みは、初春のご馳走。果物としてそのままいただく際は、外皮の中側の白皮も食べるそうですね。
■材料(2人分)■
・やりいか(雄)1杯
・Exヴァージンオリーブオイル大さじ1・1/2
・にんにく1かけ…みじん切
・鷹の爪1本…種を出す
・白ワイン適量
・塩適量
・黒胡椒適量
・日向夏2/3個…薄皮をむき、果肉だけにして、粗く切る
・パセリ…粗みじん切り
■作り方■
①やりいかを洗い、手・足・目と一緒に内蔵を抜きとり、甲もぬく
②口と目を外し、内蔵と手・足を分ける
③手・足の吸盤をそぎおとす
④やりいかの体と手足を水でよく洗い、からだは2cm幅の筒切り、手足は1本ずつばらばらにする
⑤ フライパンにExヴァージンオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れ、弱火にする
⑥にんにくが薄いきつね色になってきたら、④のヤリイカを入れソテーする
⑦あらかたオイルが回ったら、白ワインを注ぎ、蓋をし、蒸し焼にする
⑧やりいかが白くなったら、蓋をあけ、塩と黒胡椒で味を整え、 粗く切った日向夏を入れ、全体に合わさったら出来上がり
2011-02-22
魚の姿や色は、欲しい着物や帯の柄が多い。
鮨の光物の代表格ともいえるコハダ。あの銀肌といい、体の背側にあしらわれた黒のドットの配置など、すごくカッコイイなぁと見る都度シビれ、こんな柄の帯が欲しいなぁと思ってます。帯をしめる時、背側のドット部分を上側にしたり、下側にしたり、と両使いのできる帯に仕立てたい。 うろこを払うと背柄がはっきりするよ~。
(〆中の小肌)
甘鯛の淡い桃色は、これからの桜の時期にいいなぁと思うさくら色。背側から腹側にかけて、ほんのりとした桃色のグラデーションの中に、銀白色が効いていて、ワンピース感覚で着たい小紋に。
またサヨリの銀青色も、銀色の鮮やかさを抑えめにしたら涼しげな着物になりそうで、反物に欲しい色柄のひとつ。
築地の市場、こんなことを想像しながら歩いています。どこかにないかなぁ。
2011-02-27
江澤佐知子先生のバースディパーティに伺いました。キュートで素敵な佐知子先生は、日本産婦人科学会認定専門医・日本抗加齢学会専門医、また2009年NASA宇宙飛行士選抜試験で日本人女性唯一のファイナリストというスーパーウーマン。そしてクリコウーマンでもある佐知子先生のお誕生日会は、ヴーヴクリコのマグナムボトルが山のよう、たくさんの笑顔と美味しいシャンパンに元気をもらいました。
オレンジ色のシャンパンクーラー、かっこいい!グラスホルダーが付いているのもニクイ。
ヴーヴ・クリコが魅力的な女性(クリコウーマン)にフィーチャーしたインタビュー番組「VEUVE CLICQUOT “WOMEN OF INFLUENCE”」はFOXチャンネルにて視聴できます。様々な方面で活躍されている素敵なクリコウーマンの方々、必見ですよ~♪
そして最近のマイブームである手鞠寿司。僭越ながらお寿司も握って持参しちゃった。一口で食べやすく、ある程度時間が経っても味ぶれしにくい寿司ものは、色々と重宝しています。季節の魚介を使うことで、季節感も出るので、作っててもわくわく。
今回は6種類
・真鯛の昆布〆。もうそろそろ子を持ち始めますが、子に栄養を取られる前の今はまさに旬。
・小肌。銀青背が美しい光もの。前日さばいて、〆ておきます。
・細魚。姿美しい春の呼び声、さより。美人な面をしていても、お腹の中は真っ黒の膜に覆われています。美人腹黒大将のさより、上品な旨みが身上。生姜醤油をあわせます。
・平貝。三角定規のような姿をした貝殻の中の発達した貝柱をいただきます。繊細な旨甘み。塩味と幽庵地の二種の味付けで炙り、海苔でくるんと鉢巻を。
・スモークサーモン。シャンパンやワインなどにも合わせやすく、彩りもいいので、常連種のひとつです。
・たこの桜飯、大葉巻き。 たこの煎り汁を活かした桃色ごはんを大葉で包んでいただきます。
リボンや結び目、いろいろ提げてのお出かけって、妙にうきうきしちゃいます。
2011-03-01
結ぶ。
手拭や風呂敷など、色々なものを持参するときに重宝しています。それらを結び終えたときいつもなんだかじわんとします。相手の方に喜んでいただけるといいなぁという願いを込めてきゅっきゅっと。ひとりよがりにならないよう自念もしつつ。
(縞)
(環つなぎ)
昨日近所の白梅にウグイスがいました。春ですね。春柄手拭でも見に行こう。
銀座大野屋→http://www.ginza-oonoya.com/
2011-03-03
3月3日、今日は雛祭り。春の到来、そして菜の花が食べられるのもあと少し…。
蓮根・卵・鮭(のフレークでもOK)・菜の花という冷蔵庫にあるものでササっと作れる菜の花のちらしずしです。雛祭りに限らず、この時期よく食べています。レシピはこちらから↓
http://www.sbfield.co.jp/salon/recipe/recipe07.html
2011-03-05
インド、中国を経由して日本に伝来した仏教。その経過、平山郁夫氏がその保護に力を注いだ仏像や壁画などが展示されています。
二部構成となっているこの展示ですが、第一部はシルクロード津々浦々、各地の仏像や壁画、そして舎利器などが展示されています。シルクロードの西側の仏像たちはどこかヨーロピアンな骨格が感じられる面をしています、東端の中国になってくるとその面は私たちに馴染みのある東洋顔になってきます。
第二部、薬師寺玄奘三蔵院(やくしじげんじょうさんぞういん)に奉納された畢生の大作・大唐西域壁画は、本当に圧巻。7点で構成されている壁画のそれぞれは、朝日、陽高く蒼い空、夕日、満月、といった普遍的な時の流れ、小宇宙を感じられる大作群です。満月輝く、頬に夜風さへ感じてきそうな「ナーランダの月」の前でしばらくぼんやり過ごしました。
会期終了間際で慌てて行ってきましたが、本当によかった。昨日は会う人会う人、みんなにおすすめしちゃった。明日3/6(日)までやっています。
URL→http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=7966
2011-03-06
(真鯛の漬け丼)
丼。
魚介類がちょこちょこと残ったら、丼ものにすることがしばしば。
生で、昆布〆で、または漬けで、と色々な味で楽しめば、一尾の鯛も十の味。骨や頭は昆布とともに出汁をとって潮汁でいただくと口の中は潮の香りでいっぱいに。
いただいた命を大事に食べつくそうと思っています。
(ねぎトロ・真鯛の昆布〆・スモークサーモン・小肌)
今回のねぎトロは、黒まぐろの大とろ部分で作りました。はいつもお世話になってる大萬@築地市場さんのもの。鮪の知識や食べ方などいつも色々お世話になっています。小さめのサクでも用途に合わせて購入できるので本当に助かっています。
2011-03-07
まぶしい光と、底のない暗闇、そんなカラヴァッジョの陰陽の起伏が激しさが伝わってくる映画、『caravaggio』(http://caravaggio.eiga.com/story.html)。まさに邦題通りの内容だったな。caravaggio好きの方にはふむふむ…とできるのではないでしょうか。
レンタル期限が明日だったことをハタと思い出し、見始めた日曜の夜。頭をリフレッシュするつもりだったのに、力入り過ぎて疲れてしまいました。ショボン。
食卓シーンの都度かなりがん見しましたが、具体的な卓上描写に出会えなかったのがちょっと残念でしたが、随所に出てきたぶどうやりんごなどのフルーツ群は見慣れたものも多く、色彩も鮮やか気味、それも気になるところだったな。
2011-03-10
この色を見ると、あぁ春だなぁと毎年思います。
春は苦味を食え、などといいますね。
春の芽吹き、山菜をつむ習慣は、ワラビやセリのように万葉集にも見られるほど、古からの伝えごと。
タラノメ、フキノウト、ウルイなどなど春の緑に食欲増進。フキの葉柄も大好き。上品なほろ苦い味、透明感があるけどちょっと影を帯びてるような…好きだ。色気野菜のひとつです。
2011-03-14
皆さま、ご無事でしょうか。
大変遅くなりましたが、私は東京都内で、無事におります。
ご連絡をくださった国内外の皆さま、本当にありがとうございました。
電話もなるべく使わず、できることからの節回線、節電、ということでPCやネットも極力使わないでいたこの週末でした。そして同じタイミングで携帯が原因不明で不調気味です。
被災された皆さま、現地で命がけでがんばってくださってる多くの皆さま、そしてそのご家族の皆さま、一日でも早く落ち着き、平穏が戻ってくることを祈っております。
余震や津波、原子力発電所、まだまだ安心出来ない状況ではありますが、できることから、そして自分なりの日常の生活を、きちんとすることに努めようと思います。
***ロンドンにいらっしゃる皆さまへ***
ロンドン三越エントランスにて葉加瀬太郎さんが、3/14(月)17:30~(現地時間)より、チャリティコンサートをされるそうです。会場にて募金、英国赤十字を通じて被災地に寄付されるそうです。
http://japanearthquakereliefconcert.doattend.com/
(サイトより)
http://japanearthquakereliefconcert.doattend.com/
Taro Hakase, a Japanese violinist and composer whose music crosses over between the classical and contemporary, is having a free charity concert in aid of Japan earthquake and tsunami disaster which happened on the 11th of March.
The event takes place at the entrance of Mitsukoshi, a Japanese department store, in Piccadilly Circus.
There will be collection boxes at the concert and all funds raised will be donated to the Japan Tsunami Appeal by British Red Cross to help support the relief effort.
CONTACT
Mitsukoshi department store
020 7930 0317
2011-03-15
今日の東京は冷えますね。
不安がないと言ったらうそになるけど、ここ東京からできること、日常の生活を普通に過ごすこと、を粛々と。
より具体的にできることは何か?、自分自身わかっていないけれど、わずかではありますが赤十字社の義援金受付をさせていただきました。クレジットカードでの支払の場合、ネット回線がスムーズであればほんの2~3分で完了します。
郵便局ゆうちょ銀行、クレジットカード、コンビニエンスストア・Pay-easyから受付ができます。
◆郵便局ゆうちょ銀行
義援金窓口1 郵便局・ゆうちょ銀行
口座記号番号:00140-8-507
口座加入者名:日本赤十字社 東北関東大震災義援金
取扱期間:平成23年3月14日(月)~平成23年9月30日(金)
※郵便局窓口での取り扱いの場合、振替手数料は免除されます。
※郵便窓口でお受取りいただきました半券(受領証)は、大切に保管してください。
※通信欄にお名前、ご住所、お電話番号を記載してください。
◆クレジットカード・コンビニエンスストア・Pay-easy
こちらのサイトから、「クレジットカード・コンビニエンスストア・Pay-easy」をラジオボタンで選択し、詳細画面に入ります。
https://www.0553.jp/jrc/payment
春よ来い。
2011-03-17
皆さん、こんにちは。
3.11。今日で東北関東大震災から一週間。
昨日と今日の東京、風、強いな。強風でゆれる窓が、余震なのか強風なのかわからなくなってます。そんな訳でからだに常に力が入ってるような気がしています。
眠る前には脱力系の本を読みつつ…zzzと。昨日は「仏像にインタビュー/宮澤やすみ・実業之日本社)」。著者の宮澤さんが仏像にインタビューをするという形式で、仏像のあれこれを解説しています。もともとそれほど仏像好きというわけでもないのですが、へぇ~、とか、ほ~!、とか発見もあり、うっかり読み進んでます。宮澤さん自身が描いているというイラストも、脱力苦笑テイスト。からだの力を抜いて、元気を出すよ~。
2011-04-05
明るく清らかに、生き生きと清々しく感じられる頃、とな。
季節のものをからだに取り込み心身ともに元気をチャージ。
地芽。大量にあったので、さっと油で炒めて叩き、地芽ごはんに。
タラノメ(手前)とウルイ(奥)。この緑に気持ちがあがる。春は苦いものを喰え、冬にためこんだものをデトックスするのにいい食材の山菜たち
フキノトウ
山菜のいろいろ(2010年3月掲載)記事はこちらから→http://www.sbfield.co.jp/salon/calender/1003.html
2011-04-05
”子宮のころ、もっと知ろう
2011年4月9日17:00~19:00
子宮の日チャリティーイベント@東京・青山”
現役女性ドクターたちが、子宮のこと、子宮頸がんのこと、をお話くださる企画です。
http://www.sachikoish.com/blog/
ご縁があり、お付き合いをさせていただいている江澤佐知子先生は、日本産婦人科学会認定専門医、日本抗加齢学会専門医。現在、子宮ガン、一般産婦人科の臨床医、レディースクリニックの顧問をされています。今回は佐知子先生のトークショーも。また会場のLinks of London青山店もとっても素敵なショップとのことですよー。
まだまだ問題も山積み、不安は消えない日々ですが、長期戦になる震災復興、だからこそ笑顔で元気にやっていきたいな、と思っています。お時間ある方、ぜひご一緒できたらうれしいです。
2011-04-12
2011-04-13
渋谷のんべい横丁で出会ったにゃんこ。
山手線の線路脇、地上から3mぐらい?のところで物思いにふけってらした。
無視されてます。
声をかけたら、そっぽを向かれ。
ようやく、にゃんだ?と面を見せてくれまして。
それもつかの間、また自分の世界に戻ってしまった。横顔もいいね。
2011-04-18
旬を迎えたタケノコの姫皮部分とインゲンのごまあえ、 白ごまと黒ごまのハーフ&ハーフ。
冬の寒風にさらされ、旨みが凝縮した切り干し大根、春を感じる食材のひとつです。
そのほかそらまめをゆでたり、ありものサラダを作ったり、今日も惣菜ちょきんを無事終えた日曜ナイトです。
2011-04-25
たけのこ、続いています。
下煮のときに香る、とうもろこしのような香り、好物です。
2011-04-25
桜の木にはもう新緑が芽吹いていて、時間はどんどん過ぎているんだなぁと。
皆さま、お変わりはありませんでしょうか?
この春より、こちら十勝チーズ食堂のレシピ制作を担当させていただいております。
「7日間の食材と十勝チーズを使った簡単でお手軽なレシピ」をご紹介。ごはんものや麺類、メインのおかずから小鉢系の副菜までと、旬の食材を盛り込んだ献立になっています。作り方も写真を豊富に使用しわかりやすく、トップページには使用する材料をすべて記載しておりますので、お買い物もらくちんです♪
チェックいただけたら嬉しいです
mixiやfacebookとの連動企画にもなっていまーす。
4月の掲載レシピはこちらから → http://www.meijitokachi.jp/recipe/vol/
2011-04-30
知人や友人、みんながそれぞれできることに全力で取り組んでいる、そんな姿に気力・元気をもらい、改めて自分にできることもっとあるはず、だよね。
大好きな、尊敬する友人が「sweet treat 311」という市民団体を立ち上げました。
スイーツで石巻市のこどもを笑顔に! -Providing sweets to evacuation centers of Earthquake/Tsunami in Japan-。応援していきたいプロジェクトのひとつです。
Facebook内にサイトがあります→ http://www.facebook.com/sweettreatjapan?sk=info
また被災地への炊き出しをされている寺本りえ子さん。ご一緒させていただく度に素敵な方だなぁと思っているのですが、今回のその強い行動力と美味しいごはんを届けたいという思いに、またまた感銘。僭越、微力ながら事前の仕込み隊として参加させていただきました。
できること、もっとあるはず、自分にも。
2011-05-06
こちらのサイトでもおなじみとなった、友人眞中やすが野暮長をつとめるSYOKU-YABO農園@神奈川県・芦名。
4月末より夜の営業が再開しました。
行く都度、違う表情を見せてくれる農園。会っても会っても飽きません、魔性の畑です。
青空を満喫するもよし、ちょっと風をよけて心地良い設えをされたビニールハウスの中でまったりするもよし、一日中心幸せ気分で過ごせます。先日は、書家の武田双雲さんもいらしていました。農園に併設されているステージではお子さまたちの即興お歌ライブも。思わず一緒に歌っちゃった。
(ふら~とステージに上がって歌い始めた小坪シローさん。言葉が見つからない、ギターと声とその歌い口に惹きこまれました)
(なんて艶っぽいビニールハウスなんだろう)
そしてカエルの合唱。カエルの独唱ってあまりないよね、なんで?
2011-05-07
少し前になりますが、ワハハの力@赤坂ACTシアター、大久保ノブオさんの座長襲名披露公演に行ってきました。
初のWAHAHA本舗公演。ちょっと目をとじてしまうようなそんなお家芸もありどきどきしましたが、終始笑わせていただきました。今回は1部と2部の休憩はさんでの2部制の公演、歌あり踊りありトークあり、盛りだくさんの内容で、特に第2部の歴史コント(?)がおかしくもインテリジェンスあふれるコンテンツ、もう一度見たいのよねー。
あらためて、大久保さん、おめでとう~!
5/7~全国ツアーも始まるようですよー。→http://wahahahompo.co.jp/stage/koen/zentai/wahahanochikara/index_zenkoku.html
2011-05-07
いつもキュートで素敵なアイテムを届けてくれる友人からの、今回のプレゼントは伝統的なポーランドの柄をあしらったランチョンマット。華やかな色の中にも東欧の空気を感じる絵柄。とても気に入っています。
先日このランチョンに、そらまめのサフランリゾットをのせました。そらまめ、旬ですねー。
2011-05-08
お祝いにはやはりシャンパン。いや、いつもシャンパン、がいいね。Henri Giraud Hommage Francois Hemart
次は、Code Noirにしようっと。
2011-05-09
小唄や長唄などなど、ちょっととっつきにくそうに見える邦楽ですが、聞いてみると歌詞が艶っぽかったり、お三味線の音色が心地良かったり、結構イイナと思うことしばしば。
そんなきっかけをいつもくれるのは如月まみさん。彼女のおかげで、時々小唄、三味線、民謡などを聞いたり歌ったり、楽しんでます。
先日も新宿二丁目BAR MOTEL #203の周年パーティで、彼女が組んでるユニット「ななまみ」の小唄や民謡を大満喫。ほんと気持ちのいい歌謡です。ぜひ多くの方に聞いてもらいたいな。
当日の様子は、こちらの如月まみさんのサイトでご覧になれます。かっこいいですよー。http://ameblo.jp/kisaragimami/entry-10885260281.html
2011-05-17
2011-05-18
こちらのサイトでもご紹介させてもらっている友人たちの被災地での活動いろいろ。本当に頭が下がるばかりです…。
和が和をよんで、また次の和につながって。ほんとに微力ではありますが都内での後方手伝いをさせていただきました。
Facebook内のページです(HRH/みんなの愛届け隊ページ → http://www.facebook.com/home.php?sk=group_121610754586449&ap=1
多くの笑顔が生まれますように…。
2011-06-09
謎の多い浮世絵師、写楽。現在、東京国立博物館・平成館にて、写楽の特別展が開催されています。会期は今週末~6/12(日)まで。同じく東京上野・国立西洋美術館にて開催されているレンブラント展も~6/12(日)まで。
謎多きオトコをとるか、光と影の魔術師をとるか、大変悩みどころのどちらも魅力的な展示です。もっと早く行けばいいのに、いつもぎりぎりになる。
↓詳細はこちら↓
写楽
http://sharaku2011.jp/index.html
レンブラント
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/rembrandt201103.html
2011-06-12
人も、鴨も、家鴨も、白鳥も、だれもが太陽を愛している。やはり日が長いと気も上がる。初夏のスイス・チューリッヒのレポートです。
続きはこちらのアルバムにアップしました。美味しいお肉料理も登場です → http://chisou.typepad.jp/photos/2011maggio/index.html
2011-07-10
夏本番。
あれもこれも…と思ってるのに、なかなかこちらにアップできていないこといろいろ。。。。梅雨もあけたし(関係ない?)明日からいっぱいアップしていこう!明日からばしばし行きますよー。楽しみにしてくださってる方もそうでない方も、そんな訳で明日からアップをがんがんしていきますので、なにとぞよろしゅうお願いいたします。
すべての色は自然がくれた目の保養。ありがとう。
2011-07-17
ここ最近、火を使わずにササっとできるキャベツの浅漬けや切干大根のはりはり漬けなどが冷蔵庫常備菜の十八番になっています。どうして冷たいものを摂りがちな夏、生野菜より、漬物にした方がからだを冷やさない…と思い、漬物ややピクルスなどにすることが多いです。
キャベツを4~5mmほどの粗千切りにして全体に塩をまぶし、脱水するまで少し待ってからもみ始めます。きゅうりは薄切り。あとは生姜と青じその千切り、唐辛子を入れて、なじんだら出来上り♪と書くまでもないぐらい手抜き献立。(キャベツの浅漬けは、東北への炊出しボランティアの献立としても食べていただきました~)。
夏本番、皆様も、どうぞおからだご自愛くださいね。
2011-07-30
ご無沙汰しております。夏も残り一ヶ月、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
ちょっと、いやだいぶ遅くなりましたが、かねてからお会いしたかった方への訪問日記@イタリア・シチリアのアップです。
↓写真アルバムでのご紹介日記はこちらです↓
http://chisou.typepad.jp/photos/2011maggiogiugno/
シチリア料理や水揚げの魚を狙うにゃんこなどなど、こちらのブログにアップしていない写真もたくさんあります~。
よろしければのぞいていってくださいね。
先月いつも食卓や料理教室で使わせてもらっているオリーブオイルHYBLONの生産者、MICHELE COSTANZO氏を訪問するため、イタリア・シチリアへ行って参りました。
まずは、シチリアの玄関口パレルモ・その1。
20時過ぎ頃でしょうか、明るく澄んでいる夕陽。夕陽とトマトに出迎えられたシチリア・パレルモの夕べ。
朝、パレルモ市内にあるいくつかの市場の中で、最も古いされるヴッチリア市場(Mercato della Vucciria)近くの港にて。空まで届け、マストがぐんぐん
港で出会った漁師歴50年のサルヴァトーレ(Salvatore)さん、「トトと呼んで。朝5時から漁に出てるよ!」とのこと。たくさんお話を聞かせてくださいました。
港で見かけた、この茶色の液体は?カタクチイワシは、白色は見えるけど茶色は見えない、そんな訳で漁師の方々が網を茶色にそめています。
写真左:染めている人、写真真ん中:染め作業を見つつ網の修繕も手伝う人(器用!)、写真右:染め作業など気にせず一心に網の修繕をする人
そしてこちらは、水揚げのおこぼれを待つ人(にゃんこ)、ジロリ。獲物を狙う目が鋭いね~。ほふく前進しなくても、誰もキミを狙ってないよ。
そして、ようやくヴッチリア市場(Mercato della Vucciria), Palermoに到着。
この色・色・色。このたくさんの彩りに吸い込まれそうになるけど、こちらが大きな口で吸い込んでいくからねー。
食堂、Zia Pina.
Choose fish, choose how to cook!
Scegliere il pesce, scegliere come cucinare!
ヴッチリア市場奥にある、Zia Pinaという食堂は、アンティパスト・プリモ・セコンド、すべてお好みでチョイスし、お好みの調理方法で提供いただけます。ズラリと並んだ前菜たちは、見てるだけでもワインが飲めそうなぐらい美味しそう。料理の説明も真剣、みんな選ぶのにも真剣。
鰯を開いて、身側に風味のよいパン粉が詰まってます。イワシとパン粉、あぁこれぞシチリア不動マリアージュ。
地元の方々も多く集うこの食堂、ほんとおすすめです。
次回は、パレルモ一の市場ともいわれるバッラロ市場(Mercato Ballaro')のご紹介です。
↓アルバムでのご紹介日記はこちらです↓
http://chisou.typepad.jp/photos/2011maggiogiugno/
シチリア料理や水揚げの魚を狙うにゃんこなどなど、こちらにアップしていない写真もたくさんあります~。
よろしければのぞいていってくださいね。
2011-08-04
イタリア・シチリア訪問日記2。今回はパレルモ一の市場ともいわれるバッラロ市場(Mercato Ballaro')とヨーロッパ屈指のオペラの殿堂マッシモ劇場(Teatro Massimo)のご紹介です。( イタリア・シチリア訪問日記1はコチラとコチラ(アルバム編)から)
↓写真アルバムでのご紹介日記はこちらです↓
http://chisou.typepad.jp/photos/2011maggiogiugno2/
バッラロ市場の様子やマッシモ劇場の内装、絶品シチリア前菜などなど、こちらのブログにアップしていない写真もたくさんあります~。
よろしければのぞいていってくださいね。
シチリア名物菓子のCannoli(カンノーリ)。筒状のビスケットにリコッタチーズが入っています。写真は7~8cmほどのサイズのものですが、それでもpiccoloサイズ。大きいものは13~15cmほど。ふんわりあまいチーズが美味しいですが、サイズはpiccoloでいいかな~。
メカジキのグリル、サルモリッリョソース。好きで好きでたまらない料理のひとつ。
Grand Hotel et des Palmes(グランドホテルエデパルメ)。重厚感がり歴史を感じるこのホテル、豪華な大理石のロビーや高い天井も気持ちがいい。ちょっと古いけど清潔感もありおすすめ。かつてワーグナーも滞在していたとのこと。
1897年ヴェルディのオペラ上演によって幕を開けたTeatro Massimo(マッシモ劇場).当時はパリのオペラ座についでヨーロッパで2番目の大きさだったとか。この日は公演がないので、劇場内の案内ツアーに参加。イタリア語と英語のコースがあります。
Mercato Ballaro'(バラッロ市場)。人と活気に満ち満ちています。米茄子が光ってるよー。
長さ1mは優に超える大きなズッキーニ。日本でも見かけるズッキーニと並べてみたよ。
palombo(サメ)。人参、セロリ、玉ねぎ、ハーブなどを入れてスープをとったり、煮込んで食べるそうです。こっちを見てる目が気になるー!
Pesce Spada(メカジキ)。愛するメカジキと対面。シチリアではよく食べられていますね~。
Mercato Ballaro'(バッラロ市場)近くのバールで食べたチキンのパン粉揚げ。毛、毛が~!
Gelateria Oriol(ジェラテリア オリオル)のジェラート。レモンとピスタチオの組合せ、パンに挟んで食べるんだよね~。
何度かお世話になったAntico caffe Spinnato(アンティーコ カフェ スピンナート)。エスプレッソのきめの細かい泡の口当たりが忘れられません。
更け行くパレルモの夜~。静か。
↓写真アルバムでのご紹介日記はこちらです↓
http://chisou.typepad.jp/photos/2011maggiogiugno2/
バッラロ市場の様子やマッシモ劇場の内装、絶品シチリア前菜などなど、こちらのブログにアップしていない写真もたくさんあります~。
よろしければのぞいていってくださいね。
2011-08-10
毎年、愛媛県七折の小梅で漬けています。小粒で肉厚、皮もやわらかく、気に入っています。
今年はなかなか状態のいい赤紫蘇と出会うことができず、京都・大原から取り寄せました。香りも状態もグンを抜いていたな。
赤紫蘇漬けも落ち着き、色もすっかりルビー色。今の時期はフレッシュ感あるテイスト、そして時間が経つにつれだんだんと味も丸くなっていきます。すっかり丸くなりきった頃には、そろそろ次の梅の注文時期です。毎年の繰り返しです。
梅と塩と赤紫蘇のみで作れる保存食、最初に作った人に感謝。
2011-08-16
2011-09-04
2011-09-04
↓写真アルバムでのご紹介日記はこちらです↓
http://chisou.typepad.jp/photos/2011maggiogiugno3/
6月にかわいく咲いていたオリーブの白い花は、猫好きにはたまらない猫だまりの写真などなど、こちらのブログにアップしていない写真もたくさんあります~。
よろしければのぞいていってくださいね。
どんな食材でも、生産者に方にお会いする時というのは、なんともいえないふわふわした気分になります。ようやく目の前でお会いでいたミケーレ氏、あまりに素敵な空気を背負って登場され、即効ノックアウトされた気分です。
今回彼にご紹介していただいたFerla村にあるアグリツーリズモのレストランにて、HYBLONの味わい、その材料となるオリーブの栽培などについて教えていただきました。 奥はラヴィオリ、手前は手打ちショートパスタ
”HYBLON - piccante, amaro e poi pomodoro”
最初にpiccante(辛い)、次にamaro(苦い)、そして青トマト(pomodoro)の味、それが口の中で渾然一体となり、すばらしいハーモニーになる” まさに!な表現に涙腺ゆるみます。
オリーヴ園からはこんな景色が望めます。この標高、風通しの良さ、太陽の恵みが美味しいオリーヴを作ってくれるとのこと。海抜600mのこの地域、オリーブ害虫が生息不可能な標高ゆえ、自然と無農薬、もちろん無化学肥料での栽培になるんです。
神聖なるこの地域に感謝せずにはいられません。
オリーブオイル「HYBLON」のフラントイオ(搾油場)。この秋、もうすぐnuovo olio(新オイル)がここで生まれてくる。そわそわ。
陽もかたむき、フェルラ(Ferla)村は、誰からともなく集まるおしゃべりアワー。ジェラート食べたり、エスプレッソ飲んだり、ゆるやかな時が流れています。混じって集うのも楽しみのひとつでした。夕食の材料を従えて、ミケーレ氏邸に移動です。
ミケーレ氏とともに現地でお世話になったアンナが、エトナ山(Mount Etna)近くで採れるという地元の野菜を持ってきてくれ、料理をしてくれました。若い部分とややえぐくなりつつある部分を選分し、若い部分だけ下ゆでします。
アンチョビとトマトとが加わって、マカロニパスタになりました。見た目豪快ですが、繊細な香りのエトナ山の野菜、忘れられない味との出会いとなったひとさら。アンナのお祖母様直伝パスタだそうです。あぁ、また食べたい。
また現地では、フレッシュリコッタ(リコッタチーズの出来たてホカホカ)を頂きました。
早朝にリコッタチーズ工房を訪問。mucca(乳牛)とpecora(乳羊)で作られています。持参した容器にこのフレッシュリコッタを入れていただき、パンも浸しながら食べるのです。パンも前日の残りなどでやや硬くなっており、このヒタヒタリコッタをよく吸う。すべてが完璧にマッチしていて、美味しくシンプルな食文化にぐうの音も出ませんでした。恍惚アワーな朝でした。
ミルクの香りと湯気に包まれる朝、生きててよかった。
こちらは、2005年「シラクサとパンタリカの岩壁墓地遺跡」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録されたPANTALICA(パンタリカ)というエリア。 紀元前13世紀から8~7世紀頃にかけて造られた墓地遺跡群です。断崖絶壁一面に掘られた5000個以上はあるとも言われる古代古墳群には驚愕。
こちらは時代を経て、教会として使用されていたと思われる小さい洞窟。 古墳好きにはたまらない場所だと思います。現地でお世話になったアンジェロは、遺跡のあちこちに見られる歴史の爪跡をたくさん教えてくれました。遺跡の中に歴史の行間有り、もっともっと勉強したいな。
シチリア料理には、よくフェンネルが使われていますよね。あのほんのり甘いようなすっきりするような魅惑のハーヴ。街からほんのちょっと離れた断崖地域や高原地域には、たんまり群生しています。みんなでPANALICA散策がてら、フェンネル摘みも忘れません。 このほかオレガノやミントなど、つまみ食いが楽しいねー。
フェンネルトマトソースになったこのひとさら。かけるのはチーズではなく、硬くなったパンを削った自家製パン粉。さすが南イタリアだね。 パン粉がソースを吸って、これまた美味しいの。
そうそう、最後に今回宿泊したFerla村にあるアグリツーリズモAgriturismo Porta Pantalica(http://www.portapantalica.com/it/)、本当に素晴らしかった。
一面遮るもののない山野の景色
聞こえるのは牛の話声や、羊に付いてる鈴の音
夜は降ってくるような星を肴にワインをちびちび
食事はすべて自家製絶品イタリアン
南イタリアというと、ちょっと荒っぽいお料理を想像される方も多いかと思いますが、素材の味を前面に味わえる繊細な料理たちにすっかり惚れ込みました。ぜひ皆さんに行ってみて欲しいなー。
↓写真アルバムでのご紹介日記はこちらです↓
http://chisou.typepad.jp/photos/2011maggiogiugno3/
6月にかわいく咲いていたオリーブの白い花、猫好きにはたまらない猫だまりの写真などなど、こちらのブログにアップしていない写真もたくさんあります~。
よろしければのぞいていってくださいね。
2011-09-07
夏のはじめに、今年は釣りを復活~と思いきや、既に夏が終わってしまった…。
釣り、好きなんですよねー。釣る過程も、釣れたあとに、頬張るのも。今年の夏の始まり、鵠沼の知人宅に前泊入りさせていただき挑んだ国府津での朝釣り。3時半前には釣り場所キープし、準備を開始。
カタクチイワシがどどーんと波打ち際に打ち寄せている、釣るというよりも拾える、そんな前情報を元に、オリーブオイルや塩、保存容器なども持参で参戦した訳ですが。
日の出も間近、うんともすんともいわない、イワシそれに釣られてくるアジやサバ狙いのメタルジグを付けた釣竿たち。
イワシはどこへ~?アジもサバもどこかヴァカンスへ?まったく釣れないので作戦を変え、イソメに一心をたくし、キス狙いに作戦変更。針に餌つけるのも結構楽しいよね。
そしたら、ようやく来たよ~、ぷっくり太ったキス様にkiss♥。
かれこれ6~7時間はねばったのかな。大きなクーラーボックスはまったく重たくならずに手軽に帰還。あー、リベンジしなくちゃ
。
鮪を狙うなど釣りプロのような知人談によれば、相模湾での釣りは、黒潮の入り状況をよくウォッチするのが王道のようです。雨などの低気圧の後は黒潮の流れにそって、湾にも魚たちが入り込んでくるそうです。次回に活かします。
2011-09-09
秋刀魚は9月に入ってから、という例年ですが、今年に限って8月の終わりに秋刀魚や秋鯖、松茸を食しました~。
松茸は、やはり、土瓶蒸しが好きだなー。香り松茸、味しめじ、ともいいますが、あの香りだけでお酒が啜れる。
秋の青背魚たち。銀青姿、イキだね。かっこいい。秋刀魚は背筋がプクっと、横綱白鵬の背筋のように盛り上がっているコを選んでくださいね~。
穴子のまなこ、どうしてそんなに愛らしいのですか?顔と同じくやさしい旨みよね、穴子って。
そうそう、これらの魚たちはいつもお世話になっている祝繁さん@築地場内で見繕っていただいたものですが、日本海からやってきた鯖のお腹をあけたら、豆鯵たちがたっくさん出てきた。鯖の生き腐れというぐらい、鯖は足の早い魚ですが、鯖が豆鯵を今食べた直後とばかりの鮮度の状態。びっくりしたよー。
2011-09-12
一夜干しにすると美味しいといわれるツボダイですが、西京味噌で漬け込んでみました。
塩して。
砂糖・みりんと加えた西京味噌どこに漬け込みます。水分が出てきたら漬かったよ~の合図。今回は3~4日ほどで水があがってきました。
味噌の旨みが入ったぷるっとした身の食感と味は、ごはんのすすむ焼き魚。生姜の甘酢漬けもそえました。皮もかたく、縮みやすいので、皮にしっかり包丁目を入れるか、串を刺して焼くといいですね~。
骨も昆布と一緒に出汁にして。一物全体、命を大事に頂きます。
2011-09-13
暑さが日本を出発していないこの頃ですが、既に鍋料理をよく食べています。
もともとあまり冷房はつけないので(おなかが弱いの)、汗をかき、はふはふしながらいただくお鍋、大好きです。
実家の頃食べていた鱈のみぞれ鍋。みぞれ鍋、白身系魚&すまし汁もののお鍋によくあいますね。今回は金目鯛を使いました。
ポンスは、かぼす&醤油。ポンスは、季節の柑橘類を搾り醤油を合わせていつも作っています。薬味は細い青ねぎやもみじおろし(大根おろしと唐辛子)。 今度はごまだれもそえてみよう。
汁は、金目鯛のアラと昆布でとった出汁です。この秋のレッスンの献立に決定~。金目鯛もみんなでおろしましょうねー。わくわく。
2011-09-27
先日9/25に無事千秋楽を迎えた大相撲九月場所。今場所も行ってきましたよー。
「関脇が強い場所はおもしろい」と言われることがあるように、今度大関になる関脇琴奨菊や同じく関脇稀勢の里が大変盛り上げてくれた場所でした。
相撲の取組もさることながら、相撲そのものの様式美にも毎度のことながら惹かれます。今場所で引退となる立行司35代木村庄之助の姿も目に焼き付けてきました。
今年の結びとなる十一月の九州場所は、福岡出身の琴奨菊、故郷に錦な場所だろうなー。
今回の持込み弁当。
↓相撲話など↓
2011-10-05
ヤリイカをゲット(築地市場・祝繁)し、さっと煮に。お刺身も最高なやりいかですが、祝繁さんより、さっと煮ると美味しいよ~と教えていただき、今回は煮物。刺身用と煮物用とでもっとたくさん買えばよかったかな。
こっくりした色に見えますが、味は以外にあっさりめ。生姜のしぼり汁をたっぷり入れました。もちろん食卓でもいただきましたが、かたくないしお弁当のおかずとしてもインしちゃったよー。
2011-10-05
あちらこちらでおせちの話題を耳にすることも多くなりました。
ここ数年は、時間の経過、移動に耐えられる献立を中心におせちを作って、西へ帰省しています。私の好物は小肌の粟漬けと栗きんとん。日本酒とあうよねー。
今年のおせちはこんな感じでした。
ふぅ、今年も残り3ヶ月、がんばらなくちゃなー。
2011-10-14
Everyone, Thank you very much !
Todos, Muchas gracias !
Tutti, Grazie mille
皆様、本当に本当にありがとうございます。
花にはじまり、言葉に満たされ、誕生日を迎えました。
いただきましたひとつひとつの言葉を何度も何度も読み返しています。
毎年自分のこの年齢のときの親を思い出し、想像します。どんな風なことを感じ、思っていたのかなぁ、と。なかなか感謝を表現するのは気恥ずかしいものです。
「不惑」といわれる齢ですが、実際のところはまだまだ「不惑不」な心持ちです。とはいえ、そろそろ折り返し、毎日々々を大事に過ごしていきたいものです。
肝心なときに、携帯電話の電池が切れていたり、カメラのシャッター押してなかったり、とそんなここ数日でしたが、記憶にとどめてとどめて…。
2011-10-19
神無月も半ば。着物も袷が心地よい頃になりました。ついこのあいだ袷を整理して夏の薄物を出したばかりと思ってたら、今度は薄物をしまわないといけなくて。早いよぅ。でも袷の着始めの今、着物日和だなぁと思う。
衣替えの時期、半年に一度、桐箪笥に入れている防虫香「香十の薫衣薫」も入れ替えています。源氏香之図もかわいいよね。みんなどんな風に着物を整頓してるのかなぁ、とかとか、そんな皆さんの着物事情が今発売中のPrecious(プレシャス)11月号で特集されています。着物や帯、小物の組合せや、さまざまな工夫など、へぇ!と思うこともたくさん。着物好きの方はぜひ~。ちぃさくちぃさーく私も載ってます(*´∀`)。
2011-10-31
あちらこちらで、ハロウィーン花ざかりな今日ですが、お茶の世界では明日11月1日からは炉の季節になります。
炉につむ炭も大きくなり、柄杓の合もすこし大きくなり、茶室は寒い季節にあったしつらえとなるのです。炭の暖ってぬまぁと肌を包むような温もりで大好きです。
着物の方も、寒い季節に向け、先日薄物をしまい、春までお世話になる袷の着物たちのチェックをしましたが、さらに義母からもらった袷用の長襦袢のお直しも上がってきました。数年前に譲り受けた長襦袢、ところどころ着物の寸法と合っていなかった部分を、職人さんに布の継ぎ足しをしてもらうなどのお手当てをいただき、着られるようになりました。桃色生地に大きな家紋、といったちょっと昭和ムードな長襦袢、どんな着物にあうかなぁ。って選ぶほどないんですけどね。
2011-10-31
先日ご縁あって伺った杉ちゃん&鉄平の鉄道ライヴ。面白かった!
鉄道ファンにはたまらない、そうでない人にもとにかく笑える、そして音色にじーんと癒される、クラシックとは思えないコンサートでした。演奏・編曲・演出すべてよかった~。笑い涙ぽろぽろした。。
杉ちゃんのピアノと鉄平さんのヴァイオリンはもちろんすばらしいのですが、お二人が鉄道好きなことから始まったというこのライヴでは、音色で各鉄道会社の踏み切り音を表現したり、と視点が可笑しい。そんな音色の違い、聞き分けられる人、いるの?!また演奏に心地よくなりながら、知ってそうで知らないクラシックのあれこれを教えてくれる愉快な編曲があったり、またいつでも何度でも「bravo!!!」と喝采できる自由な時間・空間、すべてがユニークだったな~。
どのCDを買おうか迷ってる。
2011-11-01
神奈川県・鵠沼海岸からの夕陽と富士山。
先日海と太陽と一緒にピクニック。太陽のもとで食べるごはんって、どうしてあんなに美味しいのでしょうか。食べるのに集中してて、食事の写真が残ってなかった…。食べ終わって夕陽でごろごろ。花より団子な晩秋です。
秋深まり、風邪も流行っているようです。皆さまどうぞご自愛ください
2011-11-21
프로간장게장
すっかりご無沙汰してしまいました~。諸々が年末スケジュール入りちょっと落ち着かないこの頃です。
少し前になりますが、初カンジャンケジャン店に行きました。ワタリガニはソウルに行ったときもおそらく食べたはずなんですが、記憶があいまい~。
大好きなお友達が不惑齢のお祝いに連れて行ってくれたのがこちらプロカンジャンケジャン@赤坂。舌かみそうな名前です。
カンジャンケジャンとは生姜やニンニクの入った醤油だれにワタリガニを漬け込んだものなのですが、これがすごく美味しい~!今回はヤンニョムケジャンという辛口のケジャンに挑戦。ねっとり~とした食感に、カニの力強い旨みとタレの旨みががっちり握手、そしてぴりりっとくる辛さにはほんのりとした甘さがそなわってます。力強いカニに、辛さと甘さのほどよいバランス、まさに理想のヒトという感じでしょうか。
その他、好物の活ダコやチヂミなども堪能。どれも繊細な作りで、ご当地より繊細なテイストにしているのかな。
もともとコリアン料理は大好きですが、セレクトしてくれた友人に、そしてますますコリアンに愛を感じた夜でした。ソウルの本店にも行ってみたい。
서울・ソウル・SEOUL → http://www.prosoycrab.co.kr/
2011-11-26
明治42年に大正天皇御所として建設されたそうですが、実際に住まわれることはなかったとか。ネオ・バロック様式の西洋建築であるこの建物、ヨーロッパ各地から取り寄せられた素材や技術で埋め尽くされています。とはいえ、今回のお目当ては、迎賓館・花鳥の間に飾られた濤川惣助の花鳥図三十額。無線七宝ゆえのぼかしやにじみ、色の交わり、これ七宝なの?と目を疑いたくなります。鳥の声が聞こえてきそうな、花の香がしてきそうな、美しい花鳥図、もっと多くの人が見られるようにして欲しいな。
また世界各国から調達され、施された大理石も一興。中央階段・2階大ホールの大理石マーブルの美しさにはうっとり。欲しい。
彩鸞の間には、「鸞」と呼ばれる架空の鳥をデザインした金色の浮き彫りがあるのですが、全部で14羽いるそうです。これが、全羽確認するのがなかなか至難…。14羽目を確認できたときは「やった!」って感じです。
またもちろん、どれもこれもあらゆるものが「Don't touch !」なのですが、階下・階上を移動する裏階段なるものだけは「唯一触っていただける所です~、ぜひ触ってください」と言われます。一応手すりを触ってはみましたが、ね(笑)。
例年、一般公開の公募は、5月頃に発表されるようです http://www8.cao.go.jp/geihinkan/index.html
また内閣府のサイトで動画公開もしています http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg2534.html
2011-11-27
大相撲九州場所、本日千秋楽。応援している関脇 稀勢の里、大一番の本日です。
「直近3場所合計33勝」というのが、大関昇進の目安なのですが、昨日までで32勝の稀勢の里。
本日は先場所までライバル関係でもあり、大関昇進を先に越された琴奨菊との対戦です。相撲協会も盛り上がる取組を組むものです。
築地場内 まぐろの大萬さん(写真)ではお茶を飲みながらよく相撲話で盛り上がり、私の取置き注文の伝票には「キセノサト」と書かれています。
先日も、「稀勢の里、大関になるよ、がんばって!大丈夫!」と肩を叩かれました。「応援の連絡入れてあげなよ、稀勢の里に」と。と言われても私、何もできませんがTV越しで応援しています。
今年最後の場所の千秋楽ですよー。
2011-11-28
いよいよ師匠も走る年末もそこまで。
今年こそ平和に年末を送るべく、がんばりどころの今ですがー。進捗は…とほほ。
先日今年もツリーを出しました。年々少しずつ変化しています。 今年のイチオチはシマ子、源氏名マリリンです。ひとめぼれ!シマ子も銀座三越8Fで運命の出会い。シマ子のほか、イケイケのキリンさんや、グラマラスなかばなど、魅力的なコたちがいっぱいです。
2011-11-30
先日、築地場内やっちゃば、政義青果さんでおすすめいただいたGranny Smith(グラニースミス)というりんご。
酸味のしっかりした紅玉に近いタイプの青りんご。ケーキやお菓子などに使われることも多いそうですが、先日は白ワインのおともにいたしました。食事の後にさらにまたり~といただく白ワインのおともにばっちりでした。すこし酸味の感じるワインが合いますよー。
これからの季節、ホームパーティなどのデザートに、皮むくだけだし便利かも♪
2011-12-02
師走に入り、なんだかそわそわ。
先月あたりから年末スケジュールで前倒しなことも多めなこの頃ですが、慌てず師歩な12月にしたいなーと思ってます。急に寒くなったりしてますが、皆さん風邪などひいてませんかー?
こちらの龍は先日韓国へ長期出張に出発する生徒さんから頂戴したもの。つぶらな瞳がかわいい。実はこの龍の中にはおみくじが入っています。
我慢できずに開けたら大吉!今年残りの1ヶ月向け(?)の大吉ではなく、来年のものをちょっと覗きみしただけ、と言い聞かせたり。でも実は大吉って「今が絶頂、これから下り坂…」という意味みあったり、と一人あれこれ右往左往。
日光東照宮の陽明門でも、柱の中で1本だけ彫刻の模様が逆向きになってるのも有名ですよね。「建造物は完成と同時に、崩壊が始まる…」という俗信から、未完成の状態にあえてしてあるんだよね。
日頃、占いなどこういった類はまず気にすることもないのですが、あまりにかわいい龍っこを頂戴し、思いががっつり入りました。
2011-12-06
朝も寒く、陽もどーっぷり短くなって、あぁ冬至に向かって行ってるなぁとしみじみ。
たいてい朝はコーヒーのことが多く、ときどき紅茶やチャイなど浮気もしつつ、大半はコーヒー。今まで自家焙煎のお店で買っていたのですが、これが自宅からやや遠く…。うっかり切らしたりするとコーヒー難民に。
評判の良さそうなコーヒーラボができたようなので行ってみました。cafe obscura laboratory。コクと香りがあって、酸味が弱め、そんなテイストで選んだのがこちら。
珈琲は活きています、いいことばだな。
2011-12-12
オンエアナビ-TVで観た話題の商品、気になる情報が見つかるブログメディアです。
こちらのサイトで、コラムをスタートさせていただきました。エンタメ発の食にまつわる色香のあれこれ、うんぬんを。
コラム初回は、ミセス感たっぷりな韓流ネタ、昨年韓国でも大ヒットし、日本でも、BSフジでの再放送で大人気を博した「逆転の女王」からの美味しいお話です。
↓↓↓↓↓
http://www.oanavi.com/column/okuda/201112/85358.php
ぜひご覧いただけたら嬉しいです
2011-12-16
オンエアナビ-TVで観た話題の商品、気になる情報が見つかるブログメディア。
コラム「二日酔いには豆もやし」、アップされました。今回も前回に引き続き韓流ドラマから。あたたかい豆もやしスープのご紹介もしております。
↓↓↓↓↓
http://www.oanavi.com/column/okuda/201112/85392.php
ぜひご覧いただけたら嬉しいです
2011-12-21
宗旦忌。
茶事・茶会では、さまざまな興味深いしつらえやお道具と出会える最高の空間です。茶碗であれば、姿が好みのもの、さわり心地がいいもの、使いやすいもの、または畳にすくっと立っている姿が美しかったり、など思うこともあれば、活けられた花の蕾に目を奪われたり、掛け軸にしたためられたコトノハにきゅーんとしたり、丹田で色々感じます。
今日は益子焼・島岡達三氏の刷毛目茶碗が登場しました。畳からすくっと伸びる高台とそこからふんわり「丸美」を帯びたラインがなんとも女性的な、艶っぽい姿でした。人間国宝。島岡達三氏の思いを受け止められたかまったく自信はないけれど、造り手のぬくもりを感じる茶碗に出会えた夜でした。
写真がないのが残念です。
2011-12-22
北の漁場に行ってきました。
久しぶりの訪問となった富山県。この冬最初の大雪となった先日、氷見寒ブリに会ってきました。
北の海で夏場を過ごしたブリが晩秋から冬にかけて南下、日本海に飛び出している能登半島が壁になり、ブリは富山湾へぞくぞくと。寒ブリシーズンの到来です。
前日入りした富山市内のホテルを4時過ぎに出発、途中かろうじて前が見えるか見えないかのスノーカーテンな大雪。
どうにか到着した氷見魚港はちょっと静か…。
水揚げはもう終わってしまったのかと思いきや、カモメの群れが「そんなことはない、これからだよ」と教えてくれるかのように、無数に飛んでいて。 ブリの数よりカモメの数のが多いのでは?!と思うほどすごい数。
漁場は近くとも、風があると出港できない寒ぶり漁。この日も大雪で難しいかな…とちょっと心配になっていたら、来ました来ました、氷見の寒ブリ。ものすごい数が水揚げされてきています。 紡錘型と言われることの多いブリですが、地元では氷見の寒ブリは砲弾型と言われています。この太りっぷり、納得
。「ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ(関東)」と成長するごとに呼び名の代わる出世魚のブリですが、こちらの写真は17.7kg、いつも見ている10kgほどのブリがとても小さく見えてきてしまいます。ちなみに富山の呼び名は「ツバイソ→フクラギ→ガンド→ブリ」。
まだまだ水揚げは続きます。
次回はセリの風景などをレポートさせていただきますね。きときとブリですよー。
2011-12-25
前回に引き続き、富山・氷見漁港でのセリ。
サイズが大きい順に並べられています。一番手前は1尾17.7kg。鰤といえば10kgほどをイメージしますが、17.7kgの鰤を眼前にするとあまりの大きさに愕然とします。
こちらは2尾で22.9kg。
こちらは2尾で22.4kg。
こちらは5尾で50kg。とこんな風にサイズが小さくなるとまとめて何kgという風に管理されていきます。と、漁港で色々教えてくださった方(男性)が5尾50kgを指さしながら「あんたは、これぐらいかのぉ、ひひっ(笑)」とおっしゃるので、「今日は着込んでいますが、私はこっちです!」と訂正しておきました。
いよいよセリ。 セリ用語が飛び交います。 大きいものから順に小ぶりの方へとセリはシフトしていき。
セリ落とされた鰤たちがどんどん運ばれていきます。カゴ、きつそうだよ…。
あっという間にさきほどあんなにあった鰤は旅立って行きました。これだけの鰤、どこへ旅立ったのだろう。今シーズン集計17,644尾(12/16時点)。この冬、今一度氷見の寒鰤で会えることはあるのだろうか…。
定置網で漁獲される氷見の鰤。口や尾びれなどが赤くすれているのは、網の中に長時間いたためにできた痕だそうで。なるべくそうなっていない、漁獲されるまでしっかり餌を食べていた鰤を選ぶのがポイントだそうです。なるほど!
その他、腹びれ近くが痩せてきているものよりぷっくり膨らみを帯びているものが良い、などなど海の男ならではの鰤講座を受けることができました。産地訪問万歳♪
次回は水揚げされた鰤を買える場所をご紹介しますねー。
2011-12-25
北陸レポの続きです。
その1→北の漁場
その2→北の漁場のでのセリ
眼前の富山・氷見湾に入ってきた寒鰤は氷見漁港で水揚げされ、セリにかけられあっという間に姿を消します。それをどこで入手するかというと…氷見漁港近くにある氷見海鮮市場で買うことができます。
「朝とれ」と書かれた、たくさんの寒鰤が並んでいて、1尾で購入できます
氷見寒鰤の証明証も出してくれるそうです
。そうそう、北陸では結婚するとお正月にはお嫁さん方の実家から旦那さん方の実家へ鰤を1尾贈るの習慣だそうです。ひょー!
とはいえ、自家用に…と書かれても、ちょっと大きいよね。やっぱり。そんな方にはこうして切ってもらったものを選ぶことができます。 「どれにしよう」などと迷っていると「どんどん持っていかれちゃうよ!」と喝が入ります。そんな訳で約900gほどの大きさのもをゲット。
腹身の大とろ部分、きれいな桃色に葉脈のようなサシが入っています。
その他、のどぐろをはじめ、日本海の海の幸が山盛り、目移りすること間違いなしです。
またこちらはその場で宅配手配もできるので遠方からの者にとってはほんとに便利。皆さん、買い過ぎには気をつけてくださいねー。
次回は北陸あれこれをお伝えしまーす。
2011-12-27
北陸レポの続きです。
その1→北の漁場
その2→北の漁場のでのセリその3→北の漁場で寒鰤調達
富山・氷見での寒鰤との対話を終え、一路金沢へ。
金沢・近江町市場。
やっぱりカニカニカニ。 両手で小招きしています。ワケアリでもワケナシでも私の元へ来てほしい。
すしでカニを頂戴しました。しゃりの大きさにびっくり。
好物加賀れんこんや源助大根なども持ち帰りました。れんこんの穴って見てるだけで笑いがこみあげてきます。なんでだろ。
金沢人に教えていただいた通称おとこ川とおんな川と呼ばれる2つの川。こちらの景色はおんな川(浅野川)。しとしとと川が流れてゆきす。 ひがし茶屋街の静けさにきゅん。外が静まりかえっている分、お茶屋さんの中ではどんな景色が流れているのだろうと妄想。
お茶屋さんの台所。こんなところで一度料理をしてみたい。しもやけ覚悟で。
食材の貯蔵庫だそうです。冷蔵庫のない時代、貴重な空間ですね。
ひがし茶屋街の喫茶去と水仙の間で、金沢の夜を堪能。 こちらの朱色の絵柄が前田藩っぽいとっくりは私と同じ齢。毎年会いに来ようと思います。