Happy New Year 2017

2017-01-03

あけましておめでとうございます。

昨年中も大変お世話になりました。本年も変わらぬお付き合いをお願い申し上げますと共に、皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
年末年始は今回も、大掃除とおせち作りと新年のご挨拶準備、そして帰省という例年同様の動きでありましたが、変わらず過ごせることの貴重さを切に感じる次第です。
昨年もたくさんの方々からご縁をいただき、公私にわたり楽しい時間を過ごさせて頂きました。本年もご縁を大切に、国内・国外問わず、料理教室やレシピ制作にとどまらず、食を通じた様々な機会や企画に携わっていきたいと思います。また昨年でさようならと思っていた、私にとって替えのきかない師匠・築地市場、残されたわずかな時間かもしれませんが今年も足繁く通って行こうと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

2017年1月 奥田ここ 拝

BENTO

2017-01-24

年始めプロデュースさせて頂いたお弁当企画は、環境省の絶滅危惧種に指定されているコアジサシのデコイとともに。
https://www.facebook.com/wow.wow.biodiversity.project/posts/1781111545545562

一月往ぬる二月逃げる三月去る。1月も既に後半に、毎年同じことを言っている気がします…。

昨年は特に、一息つくかなぁと思った矢先にまた次の波が来て、という未体験ゾーンも含め、とてもありがたく様々な新しいご縁やお仕事を頂いた一年だったな、と今さら反芻しています。料理教室やレシピ制作、イベントなどなど今年もたくさんの美味しいにつながるあれこれをしていきたいな、と思っていて、年始は帰省から戻り三が日の最終日1月3日から始動を始めたものの、思ったより捗っていないのはなぜだ!と自問中。

そうそう、新年早々にお弁当の企画をさせていただき、あれやこれやとプランを重ねちょっとばたついておりました。
ソニー様と日本自然保護協会様主催の、生物多様性を守るための屋外イベントにて、東京中目黒の高架下の和食店・伍燗とのコラボレーション弁当をプロデュース、ご提供させて頂きました。
今回のお弁当は「環境保全米を使ったおにぎりとそれにあうおかずたち」というご要望で、お弁当の主役ともいえるおにぎり用のお米を美味しく炊けるよう、水加減や浸水時間などお米と向き合う時間も楽しめました。
3種類のおにぎり、ズワイガニのクリームコロッケやラタトゥイユ、切干大根の煮物、こんにゃくのこがし醤油煮、青菜と鰯けずり節の和えもの、浅漬けなど。お子様の参加者も多かったこの日、ちょっとおかずが地味過ぎたかなと気になっておりましたが、「好評だった!」とのご感想をお寄せいただき安堵。
この度の機会をくださったソニー様、日本自然保護協会様、お世話になり、ありがとうございました!

今回のイベントは、
生物多様性を守るには、多くの人が自然を好きになることが大切。その思いから、ソニーと環境NGOである日本自然保護協会が協働で立ち上げた「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」の一貫(SONYのサイトより)で、定期的に様々なイベントが企画されています。専門家とともに触れる自然の世界を体験できる機会で、参加してみたい!と思うものも多く日頃より「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」の最新情報をチェックしています。ぜひ覗いてみてくださいね。
「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr/eco/spotlight/waowao/
https://www.facebook.com/wow.wow.biodiversity.project/?fref=ts

 

そして話は変わり、直近のお知らせとしては、
講談社ViVi3月号ローラさんの連載「月刊R」にてお漬物献立を添えさせていただきました。ウェブにて詳細レシピも公開されました。とてもチャーミングなローラさん、しめていらしたスクエア文様が素敵だった帯はハナエモリさんでした。本誌とともにご覧頂けたら嬉しいです😳。
http://www.vivi.tv/topics/2017/01/3461/

また日々のあれこれ、InstagramやTwitterにてぼやぼやアップしております。合わせて覗いて頂けたら嬉しいです。
Instagram→http://instagram.com/kokookuda
Twitter→https://twitter.com/kokookuda
Instagramでは、#今朝の縄張り会議 というハッシュラグで日々のお弁当もアップしています。
Snapseed

風邪やインフルエンザも流行っている日々、私はりんごにんじんジュースとお蕎麦、そして食べすぎないをモットーにしております。皆様どうぞご自愛くださいませ。

Japanese cooking in Hong Kong February 2017

2017-02-24

今年最初の香港巡業は、大好きな手巻ずしパーティをさせて頂きました。
Thank you for the oppotunity of cooking and demonstrating SUSHI and Japanese cuisine in Hong Kong.

20170223_image220170223_image3-320170223_image2-2香港で、先日開催させて頂いた、手巻きずしと和食の出張料理。〆にお抹茶も点てさせていただきました。手巻寿司は本まぐろや真鯛の昆布〆、大好物なコハダの酢〆や甘えびの昆布〆など、料理の方はふろふき大根や鶏の竜田揚げ、白和えなどなど日本でも馴染みのあるおかずをご提供させて頂きました。総勢30名ほどなのかな、オーストリアやルーマニア、南アフリカ、たまたま出張で東京から香港に来ていたフランス人生徒さんなどなど様々な国の方々に食べて頂ける機会はすごく楽しい時間。作っている時間にもあれこれ質問などをしてくださり、直接ご感想などを伺えるとても勉強になる時間です。

20170223_image1-4(れんこんチプスは山椒塩でさわやかに) 20170223_image3-2(昆布出汁をしっかり吸わせたふろふき大根は豆味噌白味噌にトマトをプラスしたあんにクルミをたっぷりかけました)

今回、この機会をくださったホストファミリー&ご参加頂いた皆様、また鮮魚仕入れや野菜ついて大変お世話になった築地市場場内ズズヨネ水産様、中島水産様、やっちゃば政義青果様、大変ありがとうございました!
いつものごとくわたわたと終わり、写真が1枚もなかったのですが、ご参加頂いた皆様より当日の写真を頂き、ようやく見返して反芻しています。

20170223_image1-3(手巻寿司の残った魚介を刻んで薬味も加え、レフトオーバーちらしずしに)20170223_image2-3(会の終わりに相伴させて頂いた忘れられないルーマニアのマンマスウィーツ、すっごく美味しかった。Thank you, CAROLA!)

パーティが終了したのはちょうど月が南に上がりきった頃だっただろうか、あやふや。宴の後、ホスト邸のガーデンで、ガスストーヴの下で頂いたオーストリアの耐寒用&女性を口説くときに呑ませるという薬草酒、美味しく気持ちもよく月が居なくなるまでちびちびちびちび。地球儀を一周するかのような各地の話題のあれこれ、時を忘れてミッドナイトリキュールアワー。名前忘れたけどまた呑みたい。 20170223_image1

Menus of SUSHI party in Hong Kong
>Hand-rolled SUHI
-Tuna/HONMAGURO
-Horse mackerel/MAAJI
-KOHADA
-Red snapper (TAI-fish) /MADAI
-Salmon Roe/IKURA
-Northern sweet shrimp/AMAEBI
-Boiled fish paste/KAMABOKO
-Sea asparagus
-SHISO/SHISO
-MYOGA/MYOGA
-Cucumber/KYURI
-Thin omelette/HOSOGIRI-TAMAGO
-Some vegetable sprouts/KAIWAREDAIKON, Red cabbage sprouts, etc..
-Japanese citrus
-WASABI
-Ginger
-Dried laver/NORI
>SUSHI pockets/INARIZUSHI
>Lotus root chips
>YUBA chips with gruyère cheese
>EDAMAME
>Japanese pickles
>Deep-fried tomato and asparagus with Japanese soup
>Vegetable dressed with TOFU sauce
>Spinach with sesame seeds and soy sauce
>Giant white radish with Miso and tomato sauce
>Deep-fried marinated chicken
>Sake-steamed clams
>Grilled marinated salmon/YUANYAKI
>Grated potato Miso soup
>SUSHI again, Garnished SUSHI made with left over of hand-rolled SUSHI
>MACCHA
And so on

I would like to say again, Thank you for all related to this party in Hong Kong!
See you again :-)!

Held Japanese cooking workshops in New York on February and March 2017

2017-03-20

久しぶりのNew York、まだまだ極寒と予想していた2月下旬~3月初旬、思いのほか暖かかったNYCで和食巡業をさせて頂きました。
I held the Japanese cooking workshops and served the Japanese cuisine in New York. Thank you for the oppotunity of cooking and holding workshops of Japanese cuisine. I had the amazing time through holding the cooking workshops with peoples living in New York.

ご飯と汁もの、魚の幽庵焼きと青菜のおひたしといった和食の定番献立や、現地でも大変人気な海苔巻き(SUSHI Roll)やおにぎり(Rice balls)、またボーダレスな人気献立鶏の照焼きなど、現地で調達できる食材で美味しくできる献立をご紹介させて頂きました。
ワークショップやお料理のご提供を通して、様々な国のルーツを持つ現地New Yorkerの皆様とお話しできる機会はとても楽しく、今回の海外巡業も大変勉強になったひとときでした。

今回、NYCでのワークショップやお料理提供の機会をオーガイナズしてくださったのは、仕事でもお世話になってるBrooklyn在住の編集者のまぶ友。さすがの企画力と実行力に、感謝の言葉が見つからず!本当にありがとうございました。

また、到着後、事前リサーチ無くスムーズに材料調達できたのは、ブルックリン在住のまぶ友からリコメンドしてもらった仕入先の数々のおかげです。滞在中お世話になった主な仕入れ先をアップしていきまーす。

まずは、外すことのできないWholeFoods、目にも鮮やかなオーガニック野菜たち、近所にほしい!とやはり思った~。
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またTrader Joe'sは今回とてもお世話になったマーケットのひとつですが、その他もう少し小規模ながら品揃え豊富なショップもたくさんで、今日はどこで仕入れをしようかな、と毎日嬉しい悩みも。IMG_7173(通称トレジョ?!の店内にはこんなかわいい柱のメーターが。I'm 19 apples tall:-) ) IMG_7965

SAHADI'Sでは、タヒナ(白ごまペースト)など、アジア系調味料の調達でお世話になりました。気になるものが多すぎてついつい買いすぎてしまうトラップが店内そこかしこにあり)IMG_7971

また商店街では、生食できる魚介を扱う魚屋さんやお肉屋さん、またアジア系野菜を扱うミニスーパーなど、街の通りにも魅力的な仕入れ先が多く、ついつい長居をしてしまうことも。 IMG_7961(Fish Tales, court street at Brooklyn) IMG_7016
IMG_7973IMG_7973(肉じゃが用に牛肉約2ポンドを薄く伸ばしてくれてたPaisanos Butcher Shopのカルロスさん、感謝!)

また市内各地で定期的に開催される青空市場も楽しく、昆布〆用の魚を購入したのはBorough Hall Green Market、チャーリーさんが釣ってきた魚が並ぶこちらの魚屋さん。鮮度のいい魚がならんでいて、ありがたい!IMG_7471

今回の主な活動エリアはBrooklynでしたが、ManhattanのUnion Square Green Marketも訪問。鮮魚や野菜、パンやハチミツなどなど目移りする食材ばかり。今回は雨模様だったせいか出店が少なめだったのかな、次回はもうすこし深掘りしたい市場でした。
IMG_7971IMG_7975(ニューヨーク各地のルーフトップで採取しているハチミツで有名なAndrews Honey、塩味の加減が美味しかったウェストチャーチ採取のSalt Honeyを購入)

 

Menus of Japanese cooking workshop in New York.
>Japanese steamed rice
>Japanese soup stock
>Miso soup with pork and vegetables
>Grilled marinated salmon/YUANYAKI
>Spinach with sesame seeds and soy sauce
>How to make Japanese Sushi rolls(vinegary rice rolled in dried laver)
-Japanese vinegared steamed rice for Sushi
-Sushi roll
>Japanese rice balls/ONIGIRI
>Chicken saute/TERIYAKI Chicken
And I also served Japanese popular cuisines for the party.

So as I promised to participants, I wrote the recipes of the Miso soup with pork and vegetables here.
>Ingredients
-Pork: about 0.4-0.5 lb
-Some root vegetables which you like
-Green onion
-Grated ginger
-Tomato (peel off the skin and remove seeds, and cut into the small dice)

-Oil or Sesame seeds oil
-Japanese soup stock
-Miso: about 0.1lb
-Mirin: 1 tpsp (If you have no Mirin it is no problem)

>Step
1. Put the oil and the grated ginger in the pan, set the flame to weak.
2. When you feel the ginger flavor from the pan, add the pork into the pan.
3. When the pork mostly is cooked, add the Japanese soup stock, root vegetables and the diced tomatoes into the pan. Then set the flame to high.
4. When the liquid comes to boil, set the flame to medium.
5. When the root vegetables mostly are cooked dissolves the Miso in the pan. Then, if you have a Mirin, add a Mirin finally and turn off the flame.
6. Arrange it into a soup bowl and put the green onion above the soup.
Here ready to eat!

I would like to say again, Thank you for all related to this workshops in New York.
See you again :-)!

 

次回は、仕入れやワークショップの合間に訪問したカフェや朝ごはん、マンハッタンでの訪問スポットなどもアップして行きまーす。
引き続きご覧頂けたら嬉しいです。

I will update about coffee shops and restaurants. I'm happy that you will check my blog continuously.

Restaurant L'aube

2017-04-04

 

東京・東麻布 Restaurant L'aubeでの、文旦からはじまった美味しい時間。
先日、日本へご出張中のパリの名店Restaurant TOYOの中山豊光シェフとともに、かねてより伺いたかったL'aubeへの訪問が叶いました。

レストランローブでは、季節をそのまま詰め込んだウェルカムジュースをお出しくださるそうで、この日は大好物な高知の文旦のジュースでした。ほの苦さとさわやかさと甘さのハーモニーがとても大好きなトーンで、冷静さを失いかけました。こういうの、一目惚れが始まる瞬間なのかもしれません(笑)。

お料理は、今橋英明Chefによる桜肉に牡蠣のソースをあわせたものやリードボーのパネと椎茸、また平瀬祥子Patissierによる桜のスフレなど、旬の今ならではの香りと美味しさがぎゅっと繊細に詰め込まれていました。
また席の間近でオープンキッチンの様子を拝見できるのもとても素敵で、無言のオペラを見ているよう。美味しいお料理はやはり美しい所作から生まれるんだ、茶道での点前もしかり、と一人反芻。

また帰り際に頂戴したこちらのお菓子。平瀬さんより「10日ほど待ったのちにどうぞ」ということで、美味しかった料理を思い出しながら、さながら睨み菓子のように毎日指折り日を数えています。

茶道の茶事には、客人が帰ったのち、亭主が茶室にひとり座りその日の茶事のことや招いた客人のことを思い振り返る時間や、
また一方招かれた客人は茶事のことを思い浮かべながら亭主に文をしたためる後礼という考えがありますが、
今回頂戴したお菓子にしても、こうした余韻のフィロソフィってとても素敵だなと改めて思いました。

パリで活躍されているシェフとお相伴させて頂けた貴重な機会、お料理について色々と教えて頂いこともノートにメモしつつ、お菓子は現在7日目、あと3日睨んだら食べられる~。楽しみ!

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(シャンパンやワインなどもソムリエさんのお話を伺いながらいただきましたが、中でも南アフリカからやってきたこちらのCRYSTALLUM 2014、美味しかった:-)、めもめも) 

レストランローブのホームページやFacebookページでは、見てるだけでもシャンパンやワインがすすんでしまいそうなお料理のことなど随時アップされています。
http://www.restaurant-laube.com/
https://www.facebook.com/laube.tokyo/?fref=ts

ご一緒させて頂きました皆様大変ありがとうございました!

 

春宵一刻直千金

2017-04-22

春宵一刻直千金

これもエイジングの仕業なのかしら。

先日、西に去っていく月あかりを見ながら、あれ春の夜ってこんなにいいものだったんだ…と思いながら帰宅した暁前。
そんな折、昨日茶事の待合で「春宵一刻」と書された軸と遭遇。春宵一刻、つづく言葉は直千金。さらに「花有清香月有陰…」と綴られる漢文、蘇軾(蘇東坡)のことばがすんなり入ってきてなんだかうれしかったなー。蘇東坡が何歳頃の詩文なんだろ。春の香りに喜ぶことはあっても、春の夜やおぼろな月に意識がいくことは今までなかった。これもエイジングのひとつなのだろうか…。
茶事の本席の床は、まさに今の気候と景色を2つの文字に凝縮させた「春翠(松平不昧)」の軸。軽やかながら力強い書の体で、ひとめぼれしました。久しぶりに不昧公も好んだという山川食べたくなってきた。

炉もなごりの4月、茶飯釜の茶事で遭遇した散りばめらてた春の景色づくし、今回も忘れることのできない一夜の茶事時間に感謝です。

いつまでも、いつまで経っても、夜が明けなければいい、と思いました。

2017-04-27

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「いつまでも、いつまで経っても、夜が明けなければいい、と思いました。」これ、太宰治の…何の話の一節だったっけ。
すこし前愉快な夜を過ごしつつ、夜が明けなればいいのになーと思う夜もあれば、逆にいつ明けるんだこの長い夜は…と思うこともある。
どちらの夜もきっと楽しいに違いないし、今夜はワインを流し込みながらひとまず顔を上に上げてみる。
良い明日が向かえられますように。

#ぼやき

 

今焼楽焼

2017-05-01

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茶道の稽古先や、茶事や茶会で出逢う楽茶碗、畳の上にすくっと静かに立つその景色や、特に黒楽茶碗の中に佇む濃茶の深い緑との景色が美しく。その樂家の不連続の連続とも言われる一子相伝の芸術を垂直で見られるエキシビション、ようやく見に行けました。

今焼とも呼ばれる楽焼、まさに各代それぞれに、その時代を映し出してきた思いやフィロソフィの片鱗をほんのすこしではありますが感じられ、中でも華やいだ作風から長次郎回帰とも云われる五代宗入の黒楽にはまさに不連続の連続ということばが具現化されたような茶碗で見惚れました。

心残りは、茶碗の見込や高台の景色も楽しみのひとつですが、各作品の展示セッティングの高さで、見込を覗くには身長があと10cmあればとくやまれた今日。上げ底の靴履いて行けばよかったかな。高台は図録でたっぷり眺めてみようと思います。

「茶碗の中の宇宙 楽家一子相伝の芸術」 東京国立近代美術館にて〜5/21まで。

THE COSMOS IN A TEA BOWL
TRANSMITTING A SECRET ART ACROSS GENERATIONS OF THE RAKU FAMILY
English site -> http://www.momat.go.jp/english/am/exhibition/raku/

 

37年ぶり

2017-05-03

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全員集合!?
ひゃーこんなにもよく一堂に会したなぁ…と、とにかく驚くほどの勢揃いぶりな茶の湯展、東京国立博物館。中国で始まった喫茶という行い、その喫茶法が、12世紀中国で学んだ僧により日本に伝えられたところから茶の湯展の物語がはじまります。

茶の湯がどのようにして広まり、浸透し、現在に至っているのかといった時系列とキーパーソンを軸にした説明とともに、茶人に愛でられてきた珠玉の道具たちが、ずらりと展示されています。

世上になき物也(「君台観左右帳記(室町時代)」)と評された曜変天目茶碗は宇宙のような底知れない深さを帯びていて、また時代毎の展示に登場する数々の井戸茶碗を見るといかに茶人に愛されてきたのかということが伝わってきました。今回は国宝とされている道具も多数展示されているのですが、中でも卯花墻の白とも象牙色ともいえぬやわらかく美しい光と色を茶碗にとじこめたような景色には圧倒されました。まさに垣根の向こうに咲いている卯の花が見えてきそうな錯覚に。
千利休切腹の前の最後の書状と云われている「書状 二月十四日 松佐宛」を見ることができたのは貴重なことではありましたが、その後の展示を見るのに、心の切り替えの時間が必要でした。

今回のように大規模な展示は1988年の「奇跡の大『茶の湯』展」以来、37年ぶり。数え上げたらきりがなく、書き足りないこといっぱいの備忘録、図録を眺めながらじっくりノートにまとめていこうと思います。

Web site/Japanese http://chanoyu2017.jp/index.html
Web site/English http://chanoyu2017.jp/english.html

 

HOPE AND LOVE DAY 2017 PARIS will be held on 7th May in Paris.

2017-05-04

 

HOPE AND LOVE DAY 2017 PARIS will be held on 7 May (Sunday). It is a charity event held since 2011, designed for attendees to enjoy the great contents while doing something good for charity.

The event is run by professional creators working at the forefront of their respective professions in fashion, beauty, food, music, art and so on. Incidentally, my blog profile photo was taken at the event two years ago by a photographer working in Paris.

In 2017 there will be a yoga class, a tapas bar, a harp mini-live and much more. I wish I could be there in person!

You can follow updates of the event with photos on their web site, Facebook and Instagram, or attend in person if you happen to be in Paris:
Web site: http://hopeandloveparis.org/
Facebook: https://www.facebook.com/hopeandloveforjapan/
Instagram: https://www.instagram.com/hopeandloveparis/
Location: 8 Rue Simon Le Franc 75004 Paris (11:00-19:00hrs, 7 May 2017, Sunday)

I’ve been honoured to participate in this event for several years now, both as supporting staff and as an attendee. Sending love to everyone making it happen this year!

 

2011年よりスタートしたパリ仕込みのチャリティイベントHOPE AND LOVE DAY 2017 PARISが今週末5/7(日)に開催されます。

FASHION にできること
FOOD にできること
WATASHI に、ずっとできること
パリ仕込みのチャリティープロジェクト
HOPE AND LOVE DAY

今年も第一線で活躍されているクリエイティブの方々からご提供されるファッション、ビューティ、フード、音楽、アートなどなど、魅力的なコンテンツ盛リ沢山!大人気のフリーマーケットのほか、ヨガレッスンやタパスバー、ハープ演奏などなど行きたかったな~!フランスやパリにいらっしゃる皆様、ぜひお足をお運びくださいね!

日時:2017年5月7日(日)11~19時
場所:8 Rue Simon Le Franc 75004 Paris
詳細情報はこちらです。
Web site: http://hopeandloveparis.org/
Facebook: https://www.facebook.com/hopeandloveforjapan/
Instagram: https://www.instagram.com/hopeandloveparis/

WASHOKUBOX is doing a kaiseki washoku cooking class this month in Hong Kong

2017-05-05

(Japanese follows)

WASHOKUBOX is a project through which EDAMAME Inc. in Hong Kong delivers a variety of information related to a Japanese cuisine!
And WASHOKUBOX is doing kaiseki washoku cooking classes in which I will teach this month in Hong Kong. I'm looking forward to having these classes in Hong Kong!

There are two types of classes,
-Japanese Cooking Basics
20 May (Sat.) 4:30pm / 21 May (Sun.) 10:30a.m.
-Vegan* Japanese Cooking
20 May (Sat.) 10:30am / 21 May (Sun.) 4:30pm
*No meat, fish, egg, dairy or mushrooms

You can follow information about these classes on Twitter and Instagram,
Twitter: https://twitter.com/washokubox
Instagram: https://www.instagram.com/washokubox/

Washoku Boxは、日本の「食」を中心にその素材や技術を海外に発信する香港のEdamame Inc.が運営するプロジェクトです。ご縁を頂きWashoku Boxさんの様々な活動に関わらせて頂いておりますが、今月Washoku Boxさんが開催する2種類の和食レッスンの講師をさせて頂きます。ぜひお気軽にご参加頂けたら嬉しいです。

-和食の基本クラス
20 May (Sat.) 4:30pm / 21 May (Sun.) 10:30a.m.
-ヴィーガン*和食の基本クラス
20 May (Sat.) 10:30am / 21 May (Sun.) 4:30pm
*No meat, fish, egg, dairy or mushrooms

詳細はWashoku BoxのTwitterとInstagramからご確認頂けます。
Twitter: https://twitter.com/washokubox
Instagram: https://www.instagram.com/washokubox/

 

FRaU 6月号

2017-05-09

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掲載誌をお届け頂きました~。
ビッグスマイルな黒柳徹子さんが表紙を飾るFRaU6月号にぬか床を掲載頂き嬉しい限りです。私とほぼ同級生な齢のぬか床、蜜月な時もあればすこし疎遠になったりしながらも日々の食卓に無くてはならない相方のひとり。後藤武浩 さんがフィルムで撮ってくださった写真も気にいっています。 5/12(金)発売、お手にとって頂けたら嬉しいです。
(あ、p.57です)

The photo of my NUKADOKO(Japanese typical homemade pickles) is on magazine “FRaU” of KODANSHA. I'm happy the photo is introduced on the same issue of FRaU which brilliant actress Tetsuko Kuroyanagi graces the cover of.

 

各種掲載情報やレッスンのお知らせ、日々のあれこれなどはInstagramやTwitterで日々アップしております。合わせてご覧頂けたらうれしいです(*´∀`*)。
Instagram→http://instagram.com/kokookuda
Twitter→https://twitter.com/kokookuda

昨日のいろいろ。

2017-06-16

朝からお世話になっているギャラリーを足早に訪問させて頂き、器についてあーだこーだと話をしながら見て触って悩む大好物な時間。今回もあぁ手元に置きたい…と思う器たちと遭遇、嬉しくもあり悩ましいいつものパターン。その後諸々済ませ、いつもはあまり乗らない時間帯のバスを降りたら足元にあさがお。国道沿いで車が行き交い、排気ガスや風などにもめげず淡い花びらを咲かせていて。普段とは違う生活時間もよいものだなぁと思った午前中。

あさがおの後、仕事を終えて、夜は久しぶりのオペラ時間。お友達のお父様永竹由幸氏ほか、樋口廣太郎氏・原山道衛氏のメモリアル ヴェルディ・スペシャルコンサート at 紀尾井ホール。とてもよいお席に座らせていただきオーケストラと美声の城に束の間トリップ。レクイエムやリゴレットなどの名アリアたち、あまりに甘美な余韻をひきずったまま今朝を迎え、久しぶりにブログアップ。すばらしく酔いしれた時間をありがとうございました!

7/22(土)開催・和食の基本 at 築地編

2017-06-20

築地のプロに教えていただくまぐろの扱いと旬を迎えた梅雨いわしの手開き実習 at 築地場内市場の調理室

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日頃よりお世話になっている築地場内市場の東京魚商業協同組合・調理室でのレッスンです。
今回は、まぐろの仲卸「樋長」さんより直々に教えていただくまぐろの扱いと、
梅雨の雨をのんで美味しくなると云われる梅雨鰯を包丁いらず、手で開く実習を行います。
仲卸さんとのコラボレーション、そして目の前の市場で仕入れた材料を使ってのレッスンというまたとない機会です。ぜひ遊びにいらしてください!

■開催日時■
2017/7/22(土)9:00~11:00
※見学+実習の混合スタイルです。レッスンは約2時間を目安にしておりますが
 進行度合いにより予定時間を超えることがございます。予めご了承ください。

■献立■
講師:まぐろ仲卸「樋長」会長 飯田統規氏
・まぐろの漬け丼
 まぐろの扱いや、漬けの作り方など、家庭で楽しめるプロのワザを教えて頂きます。
講師:奥田ここ
・いわしのなめろう
 鰯の手開きや、なめるほど美味しいなめろうの作り方をご紹介いたします。
・箸休めのひとしな(試食とレシピのみ)
 まぐろやいわしと一緒に楽しんでいただける、旬の食材を使ったひとしなです。

■参加費■
5,000円(税込・材料費込) ※当日現金にてお釣りの無いようご用意ください。

■持ち物■
エプロン・タオル・筆記具

■お申し込み方法■
件名に「和食の基本築地編7月」と明記の上、お名前と携帯番号などの連絡のつきやすいお電話番号をご記載いただき、
kokookuda.info@gmail.com
までメールにてお申し込みください。折り返し確認のメールをお送りいたします。

!!注意事項!!
※返信に多少お時間がかかる場合がございます。予めご了承ください。
※携帯電話からお申し込みの場合は、gmailアドレスからのメールを受信できるようご確認の上お送り下さい。 お申し込みいただいたメールアドレスにそのまま返信いたします。
※PCからお申し込みの場合でもメール受信に何らかの問題が発生し、未着となる場合がございます。予約の可否に関わらずメールの返信はいたしますので、2日ほど経過してもこちらから返信がない場合は、お手数ですが再度メールをお送りください。
※メールは、今後のやり取りでお使いになるアドレスからお送り下さい。
※お申し込み後のキャンセルや緊急時の問合せ先に関しましては、お申し込みへの返信メールにてご案内いたします。
※催行人員に満たない場合は中止となります。予めご了承ください。
※その他ご質問・ご連絡等も、基本的にはすべて上記メールにて承りますが、緊急時は返信メールに記載の奥田宛のお電話でも承ります。(東京魚商業協同組合にはお電話をされないようご留意ください)

■会場■
東京築地中央卸売市場内(東京魚商業協同組合・調理室)
中央区築地5-2-1
※都営大江戸線築地市場駅下車
  または東京メトロ日比谷線築地駅下車 徒歩15分
※駐車場はございませんので近隣の有料駐車場をご利用ください。
※アクセスの詳細はお申し込みへの返信メールにてご案内いたします。

■講師■
IMG_8237トリミング-飯田統規氏
文久元年(1861年)創業の、東京築地卸売市場の中にある鮪専門卸売り業者「樋長」会長
Web Site: http://hicho.co.jp/index2.html

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-奥田ここ
旬の食材を中心にした国内外での料理教室や食を舞台に様々な企画で活動中
Web Site: http://chisou.typepad.jp/

 

横鍋JAPAN

2017-07-09

横綱JAPAN、と店名を勘違いしていた(すみません!)、阿佐ヶ谷の横鍋JAPANさんへようやく訪問が叶いました。

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野菜やジビエなどなど、パリ仕込みのシェフたちがこだわって選んだ食材の料理のほか、自然派ワインも頂けるのがうれしい。滋味深いしっかり赤身の鹿肉や、とても滑らかすり流しは舌につるんとのってきてエレガントで美味しかった。料理が記されたメニューのフォントとは良い意味で裏腹な、繊細なお料理の数々、ありがとうございました。

普段あまりご縁のない阿佐ヶ谷、先日はうっかり根が生えてしまい帰路涙、今度はもっと早い時間から訪問しよー。

阿佐ヶ谷駅からすぐの場所、横鍋JAPANさんのFacebookのサイトはこちらです→ https://www.facebook.com/%E6%A8%AA%E9%8D%8BJAPAN-217772344949101/

写真は生鮮

2017-08-10

写真は生鮮と伺っていたのに3ヶ月近く経ってしまいました。

奥田ここ写真_DSC_6037a

現在photographerとして活躍している旧知のまぶ友yOUが、昨年の茶道の茶名拝受のお祝いで写真を撮ってくれました。10代の頃から一緒に過ごしてきた彼女とスタジオで向き合って撮ってもらうのはかなり気恥ずかしい時間ではありましたが、とてもよい記念を作ってくれました。日頃から、そして節目節目で、時を共有し、一瞬一瞬を切り取ってもくれるyOUちゃんにとても感謝しています。 DSC_5948

茶道も節目を迎え、守破離の守にようやく立てたところでしょうか。料理や茶道など、仕事と好きなこととの境界線があってないようなものですが、気負わずじっくりと次のステージに進んでいきたいなーと思います。

 

生産者様訪問 in 菊池市, 熊本 vol.1

2017-08-16

目下菊池ロス。元気に力強く育っている無農薬野菜や、仲良くなるまでほんのすこし時間がかかったシャイでかわいい瞳の走る豚さん、どれもこれも透明感あふれそして滋味深い数々の食材に出逢えました。敏腕PR水野優子さんの愛あふれるオーガナイズによる熊本県菊池市への生産者様訪問の旅、ご報告させて頂きますね。

やまあい村 走る豚
武藤勝典さんが育てていらっしゃる、山あいの空間を自由に走ったり、眠ったり、ごはんを食べたりしている放牧豚の走る豚。でんぷん質が多めで甘みの少ないさつまいもやかんねかずら(葛)の根っこが大好物な豚さん、自己免疫が自然と高くなるよう、自然の循環の中の一メンバーとなるような育て方をされているそうです。走ったり、じゃれたり、お昼寝したり、気持ちの趣くままに過ごしている豚さんたちはストレスフリー、シャイだけど人懐こく、瞳がとても表情豊かで、かわい過ぎました。ありがとうございました!

 

コントルノ食堂
前出の走る豚、地元の熊本や都内のごく一部のレストランやお店では頂けたり購入ができるそうなのですが、今回はようやく訪問が叶った菊池健一郎シェフのコントルノ食堂にてたんまり頂いて参りました。走る豚、お肉はもちろん脂身が美味しいのも嬉しい!やさしく舌に残るお肉の旨味、いくらでも食べられてしまう料理に仕立ててくださった菊池シェフとの出逢いに感謝。また手打ちのパスタなども絶品、豊富なヴァンナチュールも手伝って、時間を忘れ食べて呑んだ時間、ありがとうございました。再訪の機会を模索しまーす。

IMG_2665IMG_2810IMG_2810IMG_2810IMG_2810IMG_2663


どんたけし農園
一見強そうな農園のお名前からどんな農園主さんなんだろうと思っていたら、やさしい笑顔があふれる森永武志さんご登場。とことんオーガニックを追求した野菜づくりをされているこちらの農園、ホーリーバジル、在来種「なつのこま」トマトやピーマンなどはかじった瞬間力強い旨味が口に広がり幸せ。もうしばらくしたら里芋の収穫だそうです。今年の芋名月はどんたけし農園さんの里芋で迎えたいな。ありがとうございました!

 

燦燦ファーム
ハウスに入ると香りだけでシャンパンが呑めてしまいそう!な美味しそうなバジル。他にもパクチーやトマト、オクラなど化学肥料を使わず有機認証の取得を目指したこだわりの農法で野菜づくりをされている小池哲郎さん。かじらせて頂いたオレンジ色のトマトのジューシーな味は忘れません!
ちなみに、やさしい笑顔でパクチーに視線を向ける小池さん、実はパクチーは苦手だそうで(笑)一同びっくり!育ったパクチーの香りに「むむっ」と苦手感を感じたときほど美味しく育った証だとか?!

 

Cresson LLC
そのままでも肴になりそうな田中教之さんのクレソン。タニシやメダカが気持ちよさそうに過ごしている水中で元気に育っている無農薬・無肥料のクレソン。阿蘇外輪山系のよい水があってこそ、このような美味しいクレソンが育つそうです。かじった後、鼻にぬける香りがたまらなかったな。お肉はもちろん、〆たコハダやサバにも合わせてみたいと想像広がるクレソンとの出逢いでした。ありがとうございました!
  IMG_2805 IMG_2806(一枚でもパンチのある田中さんのクレソン、かじった瞬間お酒呑みたくなったー)

 

そして一年越しでようやく訪問できたピッツェリア
ナポリピッツァ研究所イルフォルノドーロ
昨年、友人のSNSでのレポートを拝見して以来ずっと食べてみたかった原田将和さんの手がけるモッツァレラチーズとリコッタチーズとピッツァ。もちもちで重たくないピッツァ生地は熊本県菊池産の小麦を使い、チーズの原料は親戚の酪農家さんから仕入れているそうです。まったく食べ疲れせず底なしで食べ続けられそうなモッツァレラやリコッタを使ったピッツァやサラダなど、以前シチリアで早朝の出来たてリコッタチーズを食べたとき以来の感動。注文したチーズたちが届くのが待ち遠しいです。 食べてみたい方、ぜひいらしてね。

 

また、なんでも!美味しく乾燥させてしまうドライフードの達人
お茶のナカヤマ
茶葉のほかにクワやモリンガなどを栽培しつつ、フルーツを中心に様々なドライフードの製作に愛を注いでいらっしゃる中山繁雄さん。ご縁をいただき茶畑やドライフードの製作現場をご案内いただきました。食材の栄養と美味しさ、そして美しさを損なうことなくドライフードに仕上げるために、日々あふれるアイディアを形にされていく姿勢に感銘。やさしい語り口の中にも実行力と力強さが潜んでいる中山さん、すっかり大ファンになりました。ごぼう茶やモリンガ茶、頂くのが楽しみ、ありがとうございました!

 

さらに菊池の美味しいものは生鮮だけでなく、
渡辺商店自然派きくち村
では、麺類や穀類のほか趣向をこらしたオーガニックな加工品もたくさん。レモンまるごと食べているようなシャーベット美味しかった!色々とお話を伺わせてくださった坂本信也さん、ありがとうございました。

 

そして今回の旅の基地となった温泉宿
望月旅館
日頃よりお世話になっているパリの人気レストランTOYOのオーナーシェフ、菊池市ご出身の中山豊光さんのご縁から、菊池温泉・望月旅館さんでの宿泊となりました。湯もよく、ゆるく心地のよい望月旅館、懐深く底なしに明るい岩永誠社長のもと、高校時代の合宿?のような、3日間とは思えないほどディープな時間を過ごさせていただき感謝です。温泉宿ってやっぱり大好き! 誠社長、自ら作ってくださったたまごかけごはん、卵白の仕立てがポイント、また食べたい!IMG_2816

 

最後に、今回個人旅行ではなかなか辿り着けない多くの生産者様をご紹介くださり、ご案内くださった
かもめ農園
今坂知章さんは、今回の旅になくてはならないキーパーソン。化学肥料や薬などをなるべく使わないで野菜を作られているそうです。自然栽培されているにんにくをお土産に頂きました。ありがとうございます!次回はかもめ農園にも訪問させてくださいね。

 

中目黒ことこと店主の佐藤ひろみさんと伺った今回の生産者様訪問の旅、食のプロとご一緒させて頂き一層よい勉強になりました!たっぷりと濃厚な訪問をさせていただきつつ、さらに江頭実菊池市市長様との出逢いや息をのむような雲海の景色なども堪能できた今回の熊本旅、引き続きvol2でご報告させてくださいませ。

生産者様訪問 in 菊池市, 熊本 vol.2はこちらです→ https://goo.gl/yMusVu

 

 

生産者様訪問 in 菊池市, 熊本 vol.2

2017-08-16

寝る間も惜しんで、月が西へ傾くのを待ちながら散歩をしたり、阿蘇連峰の懐に包まれたり、生産者様訪問とともに束の間ではありましたが熊本を満喫した三日間。また、今回のさらなるミッションは、パリの人気レストランTOYOのオーナーシェフ中山豊光さんの地元でもある菊池市でのイベントと、江頭市長とのご挨拶でした。

Snapseed (1)(阿蘇大観峰) Snapseed (3)
Snapseed (3)

日本とフランスを行き来しながらご活躍されている中山シェフによる、地元の菊池夢美術館でのディナーイベントにて、菊池市江頭市長・奥様とご挨拶、とても素敵なご夫妻で見惚れました。ご紹介くださった今回の旅のオーガナイザー水野優子さんに大感謝です。今回は中山シェフのディナーイベントにほんの心ばかりのお手伝いとして参加させて頂いた関係で、ゆっくりとはお話できなかったのですが、やさしく力強いお言葉をいただき、再訪を誓いました。(ディナーイベントの様子は江頭市長様のサイトで拝見できます)。
地元の素晴らしい素材を感動の一皿一皿に仕立てるteam TOYOの皆様のお料理たち、素晴らしかったー。

Restaurant TOYO 
https://www.restaurant-toyo.com/

TOYO Japan
http://toyojapan.jp/

どこまでも続く青い空、実りを待ちわびる稲穂の緑、また前面に広がる雲海など、景色を吸い込んでいるだけで栄養チャージできた気分です。なんだかわからないけどここは東京?と思えるようなメンバーとの愉快なジョインや、大人の修学旅行のようなひとときもあった熊本滞在でした。

Snapseed (2)Snapseed (7)Snapseed (5)(この実はなんだろう?同行メンバー全員わからず) Snapseed (8)Snapseed (9)(白川水源の水の透明さに驚き。素足で入って水遊びも気持ちよかった!)

また、地元の方ならではのノウハウとともにあっちにこっちに車でナビゲートくださった今坂さん、静江さん、澤村さん、ありがとうございました!それから、こちらにご紹介しきれなかった熊本の皆様、懐深く温かく迎えてくださり本当にありがとうございました!次回のお目もじを楽しみにしております。

最後に。菊池市を拠点にあちらこちらに移動した3日間、地震の爪痕がそのまま残っていたり、通行止めのままの場所もまだまだあり、自然の力の恐ろしさを再認識しました。とても微力ではありますが、私なりにできることを探していけたらと思っています。

奥田ここ 拝

生産者様訪問 in 菊池市, 熊本 vol.1はこちらです→https://goo.gl/GFDN3j

 

どちらも

2017-08-28

秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる

昔々晩夏の空を見ながらこの和歌を教えてくれた人生の大先輩。こんな大人になりたいなーと思って以来既に四半世紀過ぎちゃった(-_-)。
海も盆踊りも花火も満喫していないことがまだまだある中、顔にあたる風はもう秋だし、秋刀魚や筋子、里芋を見てにんやりしちゃうし、夏と秋どちらにも気が向いてしまい二股気分な毎年悩ましい気分になるこの時期です。

皆さまはどんな夏をお過ごしでしたでしょうか。9月も10月も築地市場や代官山などなど様々な企画でレッスンが開催予定です。こちらのブログや、instagramtwitterなどでお知らせをさせて頂いております。また皆様とお目もじ叶うのを楽しみにしております。
※9/9(土)
築地場外・魚河岸スタジオで「知っておきたい和食の基本 かつお節」セミナー開催
老舗削り節問屋秋山商店社長・秋山久美子様とのコラボレーション企画です。
http://www.tsukiji.or.jp/know/info/2017/09/009620.html
※9/30(土)
築地場内・魚商組合の調理室にて「和食の基本・築地場内編」開催です。
※10/1(日)
和食の基本 at AL Kitchen Studio
10月は浅草かっぱ橋・釜浅商店様とのコラボレーション企画での開催です。

奥田ここ 拝

IMG_3103(先日通りかかった根津神社(東京文京区)の盆踊り、つかの間勝手に飛び入りさせて頂きました。根津の皆様失礼いたしました!)

和食の基本at築地場内編

2017-08-30

9/30(土)築地場内市場の東京魚商業協同組合・調理室でのレッスン9月編の開催です。

今月は、旬を迎えた秋刀魚の三枚おろしと刺身の食べ方バリエーションや秋茄子を使った副菜などのご紹介。秋刀魚と秋なすを、実りを迎えた新米ごはんとともに頂きます。目の前の市場で仕入れた材料を使ってのレッスン、ぜひ遊びにいらしてください! 築地20170722_IMG_0579
AL20150913_秋刀魚_RIMG2876

■開催日時■
2017/9/30(土)9:00~11:00
※見学+実習の混合スタイルです。レッスンは約2時間を目安にしておりますが進行度合いにより予定時間を超えることがございます。予めご了承ください。

■内容■
・秋刀魚の三枚おろし
・秋刀魚の刺身を色々な食べ方で
・秋なすの副菜
・新米ごはん

■参加費■
5,000円(税込・材料費込) 
※当日現金にてお釣りの無いようご用意ください。

■持ち物■
エプロン・タオル・筆記具

■お申し込み方法■
件名に「和食の基本築地場内編9月」と明記の上、お名前と携帯番号などの連絡のつきやすいお電話番号をご記載いただき、 
kokookuda.info@gmail.com
までメールにてお申し込みください。折り返し確認のメールをお送りいたします。

!!注意事項!!
※返信に多少お時間がかかる場合がございます。予めご了承ください。
※携帯電話からお申し込みの場合は、gmailアドレスからのメールを受信できるようご確認の上お送り下さい。 お申し込みいただいたメールアドレスにそのまま返信いたします。
※PCからお申し込みの場合でもメール受信に何らかの問題が発生し、未着となる場合がございます。予約の可否に関わらずメールの返信はいたしますので、2日ほど経過してもこちらから返信がない場合は、お手数ですが再度メールをお送りください。
※メールは、今後のやり取りでお使いになるアドレスからお送り下さい。
※お申し込み後のキャンセルや緊急時の問合せ先に関しましては、お申し込みへの返信メールにてご案内いたします。
※催行人員に満たない場合は中止となります。予めご了承ください。
※その他ご質問・ご連絡等も、基本的にはすべて上記メールにて承りますが、緊急時は返信メールに記載の奥田宛のお電話でも承ります。(東京魚商業協同組合にはお電話をされないようご留意ください)

■会場■
東京築地中央卸売市場内(東京魚商業協同組合・調理室)
中央区築地5-2-1
※都営大江戸線築地市場駅下車
または東京メトロ日比谷線築地駅下車 徒歩15分
※駐車場はございませんので近隣の有料駐車場をご利用ください。
※アクセスの詳細はお申し込みへの返信メールにてご案内いたします。

 

The Aquarium at Alfred Dunhill in Ginza, Tokyo

2017-09-02

dunhillがロンドン、上海、香港、東京の4ヶ国で展開するバーとラウンジ。このうち香港と東京のデザインはロボット博士であり建築家でもある松井龍哉氏の手によるものだそう。先日ご縁あって松井さん直々にご案内いただける機会と遭遇。わーい。

dunhill銀座の2Fにあるバーの直線がきりりと美しいカウンターは、実際目の前で触れてみると素材感はやわらかな繊細さをみせていて、そのギャップにつかまれます。またイスも一からデザインしお作りになられたそうで開店から10年経った今では、様々なお客様の記憶を受け止め、とどめてきた気配が見え隠れし、様々な想像がめぐります。そこに座っているだけで何かの物語に入り込んだような気分にさせてくれるThe Aquarium At Alfred Dunhill、なんとも艶やかなバーでした。また行こう。

IMG_3205(3Fのラウンジ、こちらでもゆっくり腰をしずめてみたいなー)

10/1(日)AL Kitchen和食の基本は浅草かっぱ橋の老舗料理道具専門店釜浅商店様とのコラボレーションレッスンです

2017-09-10

10/1(日)AL Kitchen和食の基本は、浅草かっぱ橋の老舗料理道具専門店釜浅商店様とのコラボレーションレッスンです。
プロから鉄アイテムの扱いなど直々に教えていただき実際に使用できる貴重な機会です。ぜひこの機会に鉄道具の楽しさをご体験頂けたら。皆様お待ちしておりまーす!

<浅草かっぱ橋の老舗料理道具専門店釜浅商店とのコラボレーション つば釜を使った新米や旬を迎えた手作り漬けいくらなど>

詳細サイトはこちらです↓
http://al-tokyo.blogspot.jp/2017/08/10.html
http://www.kama-asa.co.jp/event/468/

実るほど頭をたれる稲穂かな
実りの秋、新米の季節がやってきました。
今回は、浅草かっぱ橋の老舗料理道具専門店、釜浅商店様より鉄釜のいろはをご教授いただき、釜浅商店の大人気アイテムつば釜を使ってごはんのとぎ方・直火での炊き方をご紹介いたします。またぜひともこの時期に仕込みをしたい生筋子を使ってイクラの漬けを作り、炊きたての新米ごはんとともにいただきます。

※当日は釜浅商店様のアイテム受注会も予定しております。どうぞお楽しみに。

一回完結型のレッスンです。どうぞお気軽に遊びにいらしてくださいませ。旬の食材とともにお待ちしております!

■開催日時■
2017/10/1(日)11:00~14:30
※10月はデモンストレーション中心のスタイルです。1回のレッスンは約3時間強を目安にしておりますが
 進行度合いにより予定時間を超えることがございます。予めご了承ください。

■献立■
-釜浅商店のつば釜で炊く新米ごはん
米の研ぎ方、直火でのごはんの炊き方をご紹介いたします。

(生筋子から作る二種の漬けイクラ)
-醤油漬け
-白漬け
生筋子のほぐし方や手作り漬け汁の作り方などをご紹介いたします。
一つは醤油漬け、もう一つは淡い旨みをまとわせた出汁漬けです。

-イクラ丼
新米の炊きたてごはんに漬けイクラをそえて頂きます。

-秋茄子の煮物
茄子を色よく仕上げた煮物です。副菜に、お弁当のおかずに便利なひとしなです。

-蓮根のすり流し
上品な旨みがおいしい蓮根をすりおろし、汁ものに仕立てます。

■参加費■
7,000円(税込・材料費込)
※当日現金にて釣銭の無いようご用意ください。

■持ち物■
エプロン
タオル
筆記具

■お申し込み方法■
件名に「和食の基本10月」と明記の上、
ご希望日、お名前、連絡のつきやすい御連絡先(携帯番号など)を明記の上
yoyaku@al-tokyo.jp
までメールにてお申し込みください。追って確認のメールを致します。

■会場■
AL 2F Kitchen Studio
東京都渋谷区恵比寿南3717
℡0357229799
http://www.altokyo.jp  (accessのページより地図をご確認ください)
※東急東横線 代官山駅より徒歩5分、アイマークゲートビル(1F ファミリーマート)の真裏です。
※駐車場はございませんので近隣の有料駐車場をご利用ください。

フランス・熊本 美食の夕べ at Ambassade de France au Japon

2017-10-03

フランスと熊本の友好の和に入れて頂きました。

IMG_5344IMG_5353(ローラン・ピック駐日フランス大使と大西一史熊本市長:水野優子さん撮影)

先日、フランス大使館で開催された「フランス・熊本 美食の夕べ」に参加させて頂きました。
この会は、1992年より民間と行政双方で絆を深めながら今に続いている熊本市とフランスとの交流で、今回は熊本震災からの復興をテーマに開催されたイベントでした。

ローラン・ピック駐日フランス大使と大西一史熊本市長のスピーチのもと始まった夕べの会は、大使館シェフMartin氏と、熊本市親善大使でもありパリでご活躍されているRestaurant TOYO中山豊光シェフとRestaurant PAGES手島竜司シェフとの饗宴により、熊本食材満載のご馳走で溢れていました。
初めてお会いできたくまもんに目を奪われつつも、Martinシェフ、中山シェフ、手島シェフの三名のほか、東京・赤羽橋のRestaurant L'aubeの今橋シェフと熊本ご出身の平瀬シェフもご参加されたすばらしいご馳走たちをすっかり堪能させて頂きました。どのお料理も素材の味がしっかり舌に語りかけてきてくれてつい一人ごと言いながら食べてしまった。今夏生産者様訪問をした折の熊本の青い空と連なる山々、透明過ぎてびっくりした水源の美しさが蘇ってきました。ほんとに美味しかった。

IMG_5341(会の冒頭の中山シェフと手島シェフのご挨拶。お二人のかけあいもおかしかった)

IMG_5340(元気で美味しそうな素材も目の肴) IMG_5339IMG_5342(お野菜やお肉、お魚などなどどのお料理も何皿でもいつまでも食べ続けられてしまいそうなご馳走の数々。今思い出しても垂涎)

IMG_5348(日頃からごはんや麺など炭水化物も大好き、鉄釜で炊かれたとよシェフの〆のおにぎりは2つも頂いてしまいました)

IMG_5338(菊鹿ワインもお料理とともにするするのどにすすみます)

フランスのテロと熊本の震災、直面した危機の中でのさらなる友好(スピーチより)。
頭から離れることのない3.11の記憶がぐっと強く近づいてきた瞬間でもありましたが、友好を通じての震災復興への表現、温かくじんわりすてな時間でした。

熊本市親善大使を務めていらっしゃる武田双雲さんやコロッケさんなど多くの著名な方々も参加され友好と食とが結びついた夜、この会の数日前にはパリの中山シェフ、手島シェフ、お二人のレストランへ食事にお伺いさせて頂いたばかりな中、この日は熊本食材を活用したご馳走たちもお相伴させて頂く機会にあずかりとても感謝です。フランス大使館および熊本市の皆様、シェフおよびスタッフの皆様、関係者の皆様、ご一緒させて頂きました皆様、大変ありがとうございました。

IMG_5346(熊本から届きご紹介されていた数々の食材たち。お水も美味しかったなー)

IMG_5179(リアルコロッケさんは数年ぶり。やはりこちらの表情をされると笑ってしまいますIMG_5337(熊本朝日放送のおのちゃん、真剣な表情での撮影中姿を隠し撮り)

IMG_5335(熊本市大西市長と、この日ご一緒頂いたフリーランスPRをされていている水野優子さんと。親しい友人とバンド仲間と日頃より伺っていた大西市長とご挨拶もできた先日、今度市長のライヴ?!も聞いてみたいなー)

追記
この日ご一緒頂いたフリーランスPRをされている水野優子さんの講談社mi-molletのブログでも当日の様子がレポートされています。
http://mi-mollet.com/articles/-/9795

*****
先日、両シェフのパリのレストランで頂いお料理とともにアドレスなどを。インスタグラムでもご紹介させて頂いておりますが別途こちらでもレポートさせて頂きまーす。
訪問したばかりなのに既に再訪したくなっている両シェフのお料理(*´∀`*)。Restaurant TOYOは来春東京・日比谷ミッドタウンに上陸予定。楽しみ!(http://toyojapan.jp/)

・中山豊光シェフ
Restaurrant TOYO
17 Rue Jules Chaplain 75006 Paris
Téléphone : +33 (0)1 43 54 28 03

IMG_4999IMG_4999


・手島竜司シェフ
Restaurant PAGES
4 RUE AUGUSTE VACQUERIE - 75116 Paris
Téléphone : +33 (0)1 47 20 74 94

 

 

 

Interview

2017-10-11

http://sumau.com/2017/page_category/parent_life/food_c/1259.html


先日、ベルギーの鞄ブランドKipling JapanさんのMY STORYと、SUMAUのThe Food Crafterといううれしいタイトルのコンテンツで取材を頂きました。
他の方から自分を表現されることとても勉強になりました。
ご覧頂けたら幸いです。
皆さま、関係者の皆様、ありがとうございました!

I was interviewed by kipling of Belgium and SUMAU "The Food Crafter"at Tsukiji market.

http://kipling.jp/magazine_mystory/2017/09/14/1952

Vienna article on magazine FRaU.

2017-10-23

FRaUにウィーンの旅記事を掲載いただいております。
第1回はウィーンの胃袋を支える市場のレポート。
ヨーロッパの食を俯瞰することができ、見ないで帰るのはもったいないスポットです。朝の市場パトロールは、ウィーンのグルメ探訪をする前の食材イメトレにうってつけ。それぞれの市場の特徴や楽しみ方などを写真も豊富にご紹介しております。ご覧頂けたら嬉しいです。

The article about markets in Vienne, Austria where I've patrolled was published on magazine "FRaU" online.
(Text & Photo : Koko Okuda / Coordinate : Washokubox​)

https://frau.tokyo/_ct/17123678

>>一部記事に載せきれなかった部分を追レポートいたします。

グルメ探訪の前の市場パトロールは、目で楽しむアペリティフように感じます。とはいえ市場へ行く時間がない!という方には、さくっと本屋さんでの座学スタイルもおすすめす。料理本とスパイスにフォーカスした本屋さんや、英語の本を中心に置いている本屋さんがあり、場所もウィーン市内中心部ですのでアクセスも便利です。

 

IMG_5757
・料理本とスパイスにフォーカスした本屋さん、お茶や食事ができるスモールスペースも併設。
Babette's Spice & Books for Cooks
Schleifmühlgasse 17, 1040 Wien
Web site: http://babettes.at/

 

IMG_5758
・英語の本を中心に扱っている本屋さん。
Shakespeare and Company Vienna
Sterngasse 2, 1010 Wien
Web site: http://www.shakespeare.co.at/

 

最近の掲載など

2017-11-30

最近のいくつかをupdate。師走直前となりなんだか焦る~。

■旅恋に熊本・菊池の生産者巡り
IMG_2808

からだがよろこぶご馳走食材と名店を訪ねて~熊本県菊池市 (前編)
http://www.tabikoi.com/special/2017/09/post-21.html

からだがよろこぶご馳走食材と名店を訪ねて~熊本県菊池市(後編)
http://www.tabikoi.com/special/2017/10/post-23.html

 

■講談社FRaUにウィーン記事を掲載いただきました。
市場や、美味しいお店、ワイナリーなどなど、その1~その3まで、ご覧頂けたら嬉しいです。
IMG_3952

-ウィーンで朝活!バラエティ豊かな食文化を楽しむ市場巡り
https://frau.tokyo/_ct/17123678

-スイーツや星付きレストランも!ウィーンのおすすめグルメ♡
https://frau.tokyo/_ct/17125513

-実はワイン大国! オーストリアのホイリゲ【ワイン酒場】を巡る
https://frau.tokyo/_ct/17127197 

 

■TBSラジオ「伊集院光とらじおと」という番組のレシピプレゼン対決にて勝たせて頂きました。ありがとうございました!
②温とまと_IMG_6322

recipe→ https://wp-manage.tbsradio.jp/202770
program→ http://radiko.jp/#!/ts/TBS/20171123093350

 

■取材頂きました
他の方から自分を取材され表現されることとても勉強になりました。皆様ありがとうございました!

-ベルギーアントワープ発の鞄ブランドkiplingサイトにて。
http://kipling.jp/magazine_mystory/2017/09/14/1952

-SUMAU・The Food Crafterといううれしいタイトルのコンテンツにて。
http://sumau.com/2017/page_category/parent_life/food_c/1259.html

 

日々の料理やお弁当、そのほかあれこれをinstagramなどでぼやいております。
https://www.instagram.com/kokookuda/

今年もあと1ヶ月がんがりまーす!

〆にオムライスとカレーなんて嬉しい

2017-12-07

前職時代、カレーやオムライスが好きで伺っていた京橋ドンピエールさん。現在は銀座ドンピエール(旧ペリニヨン)でその味が頂けるということで訪問。その日のコースは、自家製スモークサーモンや、百合根とキャビアとジュレのひとさら、白子にかぶのソースを合わせたものなど、食材同士が上品に寄り添った数々の料理で、シャンパンやワインがすすむテイストでにんまり(*´∀`*)。

楽しみにしていた〆でいただくごはんものは、カレーとオムライスを注文。潔いまでにすっきりとした姿のオムライスにスプーンを運ぶと、たまり醤油をきかせた香ばしいごはんがのぞきます。また創業からの変わらないテイストが嬉しい奥深いスパイスの風味と辛みとがよく調和したカレーはごろんと入った黒毛和牛のお肉とともに、欧風カレーかくあるべしという風格さえ感じられる美味しさでした。

またお店で伺ったところ、レストランと同じカレーが自宅でも食べられるよう通信販売も行っているそうで、プチギフトなどにも重宝する小さいサイズのものもあるのだとか、にやり(*´∀`*)。 
ドンピエールさんのカレー、トライしてみたい取寄せアイテムがまたひとつ増えました。楽しみー。
dompierre
http://dompierre.jp/
http://www.dompierre.tokyo/